8月15日に長男が生まれたちゅんすけ(@tyunduke)です。
出産を終えて1週間、ヨメとムスコが退院して4日過ごして感じた、率直な意見を書かせてもらいます。
出産後に嫁を気遣っておかないと、離婚されちゃいますよ!
『成田離婚』ならぬ、『出産離婚』になっちゃいます。
えっ?たとえが古くてわからない?
新婚旅行でハワイに行ったら、慣れない海外でさまざまなトラブルが起こり、その対応がダメダメで喧嘩になり、旅行から帰ってすぐに(成田空港で)離婚すること。
トラブルが起こった時、「助ける」「逃げる」「逆切れする」とどういった対応をするかで、これからの夫婦の関係は大きく変わってくるということです。
出産も同じように、出産後の疲労とダメージという体のトラブルを抱えた嫁に、どういった対応をしていくかが大事なんですよ。
自分ができない授乳だけは嫁に任せ、あとは自分でなんとかしますか?
仕事に逃げますか?
「会社に行って稼がないと、子供も育てられないだろ!」と逆ギレしますか?
目次
出産後の嫁の体調は?

そりゃそうですよね。
命を生み出した後だから、体が平気なわけがない。
「産んでしまったら身軽になって、すぐ家事もできるだろう」と思っているのなら、大間違いだということです。
赤ちゃんのお世話をしながら、家事もするというのは体を相当酷使することになります。
授乳によって夜もぐっすり寝れないし、赤ちゃんによっては長時間寝れずにすぐ泣く赤ちゃんもいて(ムスメはこのタイプでしんどかった)、疲労を回復する暇もないいんですよ。
そんな状態の嫁に、家事をしてもらうのはかなり酷。
「じゃあ、誰が家事をするの?」って話になりますよね。
自分ができないという場合は、『家事ができていなくても文句は言わない』『少しでも家事の手抜きができるようにする』といったところでしょうか。
買い物は重労働な上に、赤ちゃんがいれば外出すらできないので、ネットスーパーや宅配サービスを利用するのも手段です。
里帰りor実家の母親を呼ぶ
まだまだ一般的な出産のスタイルと言われている、『里帰り出産』や『母親に出産後はしばらく家で手伝ってもらう』やりかた。
どちらかの家(主に嫁)のお母さんに、家事を任せるということですね。
「これが一番いいだろう」と思う人がいるかもしれないけど、単純にそうじゃないんですよね。
里帰りすればいいのかもしれないけど、実家だからと言ってもすでに別の家庭。
自分たちで居心地のいい家庭を作っていればいるほど、実家にいることで違和感を感じて、ストレスがたまったりするんだよなぁ。
赤ちゃんがいるとなれば、根拠のない赤ちゃんへの対応をされてなおさらストレス貯まる
— ちゅんすけ@赤ちゃんブラック企業社員 (@tyunduke) August 22, 2017
我が家は、それぞれの実家と仲が悪いわけではないんですが、実家にいるとストレスがたまることもあります。
でも、実家に行くとストレス溜まるって、健全なんですよ。
実家に帰って「あぁ、実家が一番だわぁ」って言ってる人は、自分の家庭に不満があるということじゃないでしょうか?
『数年離れて過ごした母親』よりも、『現在生活を共にしている旦那』のほうが理解している場合も多く、嫁もママ友との話を書いていました。
実母に対してだと、気持ちをぶつけやすくイライラしてしまうんですね。
古い子育て情報を言われて、またそれもストレスになるという・・・・・
赤ちゃんのことは、まだまだ分かってないことが多く、情報は日々アップデートされ続けています。
現役のお母さんのほうが、いろんな情報を仕入れて、取捨選択して実行しているのだから、自分が昔していたことをやっていなかっても口出ししないで見守っていてほしい。

家事をできる限り夫がする
ベストなのが、夫が家事全般(料理、洗濯、掃除)と授乳以外の赤ちゃんのお世話(沐浴、おむつ交換、抱っこ)をするということ。
体調によっては嫁も手伝ってくれますが、基本的に「自分がすべてやろう!」という心構えでいたほうがいいです。
ただ、4日間家事をフルにやってみて思ったのは

僕はブロガーなので1日在宅でいるんですが、はっきりいって忙しくてぐったりしました。
家事をするだけならまだ余裕かもしれませんが、息子(赤ちゃん)、娘(4歳)に加え嫁(36歳)のお世話をしなければいけません。
自分のこともままならないほど、出産後の嫁は消耗してたんですよね。
僕は在宅ワーカーだから、ここまでできましたが、会社勤めだとなかなかできないこと思います。
では、どうすれば忙しくても家事をすることができるか、考えてみます。
産後に利用したいサービス、家電
現代ではいろいろなサービスや、便利な家電もあるので利用してみるのも1つの手段。
産後の食事準備を楽にする方法
毎日困ることになるのは食事。
お弁当をネットで注文して、買いに行く手間と作る手間をなくしましょう。
セブンミールはセブンイレブンのお届けサービス。
「お弁当だから栄養バランスが心配」という人にもおススメで、医師・管理栄養士が栄養バランスを監修した日替わりのお弁当があるんですよ。
日替わりっていうのもいいですね。
ベビー用品販売店で有名な『赤ちゃん本舗』も、セブンイレブンと同じグループ会社で、おむつなどの赤ちゃんグッズも一緒に注文できるのもメリット。
デメリットは注文の翌日の配達になるので、「今日ほしい」という緊急性のある注文には対応できません。
言わずと知れた、イオンのネットショップです。
食品、日用品、服、ベビー用品はもちろん、薬なんかも買えるという品ぞろえの多さが魅力。
デメリットは、総菜がほとんどないので、食材を買って自分で調理しないといけないこと。
総菜は少ないんですが、冷凍食品の種類は豊富なので、そちらで対応してもいいかも。
メリットは、よほどイオンが遠くない限りは当日配達してくれるという、反応の速さ。
ボクが住む本山町は、最寄りのイオンから1時間ほどかかりますが、9時までに頼めば当日に到着します。
食材が送られてきて調理するだけと思っていたら、冷凍弁当もやっていました。
おかずだけなので、ご飯は別で用意しないといけませんね。
宅配サービスやネットサービスをまとめてみました。
産後の洗い物どうするか問題を解決
実は僕の苦手な家事が、食器あらいなんです。とにかくめんどくさい!
そんな苦手な家事は、機械に任せちゃいましょう。
1、食器洗い機
食器を入れるだけで、食器を洗ってくれる夢のマシーン。
食器洗い機を買っておけば、出産後だけじゃなくずっと使えますよ。
工事不要の食器洗い乾燥機もあります。
2、洗濯乾燥機
洗濯ものも、赤ちゃんが産まれると増えてくるんですよねぇ。
そこでおススメなのは、乾燥機能が付いた洗濯機。
乾燥機能があるということは、雨の日でも洗濯物が乾くだけでなく、洗濯物を干す手間がはぶけるということなんです!
洗濯物干すのって結構時間かかるんですよね。
干すスペースが狭いと、どう干すか考えなければならないから、なおさら時間がかかってしまいます。
そんなストレスと手間から解放されますよ。

おねしょなど、布団がよごれる機会も増えるので、布団も洗える大きめのドラム式洗濯乾燥機がいいかも。
家事ができるのは会社勤めじゃないから?

正解半分、間違い半分というところですね。
第1子の娘が産まれたとき、僕は会社勤めをしてたので、1日中家にいてお世話をすることができませんでしたが、食事の準備、洗濯、掃除はできてましたよ。
定時の17時半に帰れば、家事は余裕でできますね。
昼間は家にいることができなかったので、それは心残りではありました。
僕が会社を辞めてから第2子の妊娠がわかったんですが、うっすらと「嫁が妊娠したら仕事を辞めよう」という思いもありました。
赤ちゃんが産まれたことで、家庭内にストレスがたまって、居心地の悪い家庭にしたくなかったんですよね。
家庭の雰囲気が悪くなると、
仕事を口実に遅く帰る→仕事の疲れを口実に家事や子育てを一切しなり→家庭の雰囲気が悪くなる→仕事を口実に遅く帰る
という、負のスパイラルに陥り『家庭崩壊』なんていうのも、現実味がおびてきます。
赤ちゃんだけならまだましかもしれませんが、娘もいるので余計にストレスがたまっちゃいそうなんですよね。
休みが取れるような会社なら、働きながらという選択肢もあるんですが、『休みが取れない』『定時に帰れない』という場合は、逃げ道を用意しておくことは必須ですね。
今では在宅で稼ぐ方法はいくつでもあるので、赤ちゃんが産まれるまでに少しでもそちらでも稼げるようにしておけば、選択肢が増えて余裕ができますよ。
旦那を育てて楽をしよう
男性ばかり攻めてもいけないので、ちょっとフォローをしておきましょう。
夫が家事をしないのは、嫁にも問題があります!
たまに夫が手伝ってくれた時、文句ばかり言ってませんか?ほめてますか?感謝の言葉は言ってますか?
夫があまり家事をしたことがない場合なら、子供や新入社員だと思ってみてください。
できなくて当たり前なんです。少しづつ育てていきましょう。
夫は子供と違い、プライドが高いのでめんどくさいです。
それでも、自分が楽をするためと割り切れば、できるんじゃないです?
うまく夫を操縦して、家庭をうまくまわしていきましょう。
1か月は全力で嫁をサポート
家事をやり続けることは、かなりハードですがいつまでも続くわけではありません。
帝王切開など、母体に過度な負担がかかってない場合は、1か月ほどで日常の体調にほぼ戻っているんではないでしょうか。
1か月のうちに、徐々に体調は回復していくので、少しづつ家事もやってくれるようになります。
嫁は、出産1週間後には洗濯物を入れてたたんだり、食器洗いを少しづつですができるようになりました。
体調にムラがあり毎日ではないので、基本的には自分でやるという気持ちでいましょう。
夫婦の関係をよりよいものにしたいなら、出産後の1か月は全力で嫁を気遣いましょう。会社で「1か月休みなしでがんばってくれ!」って言われたら、がんばりますよね?
以上、出産を終えて1週間経つ嫁がいるちゅんすけでした。
— ちゅんすけ@赤ちゃんブラック企業社員 (@tyunduke) August 22, 2017
まとめ
命を産みだす出産は、いろんなパターンがあります。
朝に産院に行くも、出産の兆候は見られず
↓
夜になって、ちゃちゃこがお腹に違和感を感じる
↓
産院に電話をする
↓
「すぐ来てください!」と言われ、荷物を準備してから、高速とばして1時間かけ産院へ
↓
到着してすぐに破水し出産
もう少し遅ければ、車内で出産という状況になっていました。
すぐに準備して行ったからよかったけど、「まだ産まれんやろ。」と行き渋っていたら悲惨な状況になっていました。
出産にまつわるマイナスの言動は、例え瞬発的な離婚の原因にならなかったとしても、大きなマイナスとしてずっと残っていきますよ。
これから先に別の問題が起こったとき、「あっ、出産のとき○○だったな」と不満を煽るよく燃える燃料になります。
家庭を居心地いい空間にしたいひとは、ぜひこの記事のことを覚えておいてくだざいね。