パンの形を見ると「おいしいかおいしくないか」が、おおよそ分かるほどいろんなパン屋を巡ってきた、ちゅんすけです。
旅行先で「地元のおいしいパン屋さんに行きたい」と思ったことないですか?
僕はパンが好きなので、県外に行くときには「道中でおいしいパン屋はないかな」と必ずググって行くんですが、上位表示されるのは食べログやキュレーションサイトばかり。
食べログやキュレーションサイトの情報って、旅行先でわざわざ行くレベルのパン屋って載ってないか、いい店が載ってるとしても4ページ目くらいでなかなかたどりつけないんですよね。
僕が住んでいる高知県のパン屋に関しても同じような状態で、「なんでこの店が・・・」と思ってしまいます。

ということで、食べログやキュレーションサイトではほとんど紹介されない、僕のお気に入りのパン屋さん5店舗を紹介します。
僕が好きなパンは
食感が重くない、酸っぱくないハード系パン
サクッと軽く味がちゃんとあるデニッシュ系パン
「そうそう、そんなパン屋に行ってみたい」と感じてくれたあなたには、きっと満足してもらえるパン屋さんがありますよ~。
目次
ハード系パンNO.1 スリール(SOURIRE) 高知市

「どこかおいしいパン屋を教えて」と言われて、思いつくまでに0.5秒もかからないのが『Boulangerie SOURIRE(ブーランジェリースリール)』です。
おいしいハード系パンを食べれる店が少ない高知で、唯一といっていいほどハード系パンがおいしいお店。
スリールを初めて行った日は、食べてあまりにもおいしかったので、数時間後にまた買いに行ってしまうほどでした。

仕事終わりに20分くらいかけて買いに行くこともあり、週3で通ってしまうくらいハマってしまいました。
かなり人気がある店で、人気のあるパンはすぐに売り切れてしまい、昼の2時ごろに行くとほとんどパンが残ってないこともあります。
これから紹介するパンで、「あっ、これ食べたい」というパンがあれば、電話で取り置きしてもらうことがおすすめですよ~。
スリールでぜひ食べてもらいたいのは、もちろんハード系パン。
パン好きのあなたなら、バケットの断面を見ればおいしさが伝わるはず!

皮はサクッと、中はしっとりモチモチの食感が絶妙。
それでいて、軽いのでいくつでも食べれちゃうんですよ。
スリールのハード系パンで、特に食べてもらいたいのは『はちみつバターフランス』、通称はちバタ。

スリールの看板パンで、人気NO.1のハード系パン。
ハチミツのキレのある甘さと、バターのコクが相性いいんですよ。
重そうに見えますが、2個くらい余裕で食べれます。
2016年の夏限定商品から定番となった、トマトカレーフランスも絶品。

カレーパンってどこの店も食べても同じで、「また食べたい!」と思えるほど特徴があるものって少ないんですよね。
スリールのカレーパンは、生地がハード系パンで油で揚げていない焼きカレーパン。
もともとのハード系の生地がおいしいので、カレーにも負けていませんよ。
スリールのカレーパンは、いろんな雑誌でカレーパン部門1位を獲得している、東京にあるパン屋さんのカレーパンにかなり近い味なんです。
マヨネーズを入れると、よりその店のカレーパンの味に近づいておいしいですよ。
土日祝限定のカンパーニュも、見つけたらゲットしてほしいパン。
生地がバケットより、もちもちしていています。
しかもライ麦を使ってるんですが、酸っぱくないんですよ。
僕が食べたライ麦のパンのほとんどが、酸味が強く中身がつまっていて重かったので、「あぁ、カンパーニュって苦手だわ」と悪い印象をもっていました。
しかし、カンパーニュはおいしくないっていう概念を、スリールのカンパーニュが打ち砕いてくれたんです。
スリールのカンパーニュは、季節限定の商品なども含めて数種類あるんですが、迷ったときに食べてほしいのは『リンゴとクリームチーズのカンパーニュ』。

りんごの甘酸っぱさと、クリームチーズのコクの組み合わせは相性抜群です。
季節限定のパンもあるので、選ぶ楽しさもありますよ。
スリール 場所
住所:高知県高知市十津3-1-19
【地図】
高知市内から、桂浜へ行くルートにあります。
スリールでパンを買って、桂浜で朝食っていうのもありですよ。
スリール パンの焼き上がり時間
ハード系パンの焼き上がり時間が11時ごろから、カンパーニュが12時過ぎごろに焼きあがることが多いです。
早めに行くと、ハード系が焼きあがってないので注意。
スリール 電話番号
気になったパンはありましたか?

TEL:088-821-9911
スリール 営業時間 定休日
営業時間
9:00~18:00
定休日:火、水曜日
定休日以外にも休みの可能性があるので、お店のFacebookをチェックして見てください。
どんなパンがあるかも、写真付きで更新してくれてもいますよ。
スリールの記事はコチラ↓
ハード系デニッシュ系のレベルが高い チタパン 高知市
数十年ぶりと言っていいほど久しぶりに、高知においしいパン屋の新店ができました。
高知市大津にある『チタパン』は、ハード系デニッシュ系の両方ともおいしく、総菜系パンも種類が多め。
チタパンのおすすめはデニッシュ系。
チタパンのデニッシュ生地は、バターのコクがしっかり感じられました。

食感はザクッという感じで硬さがあるので、苦手な人もいるかもしれません。
クロワッサンは硬さが少なかったので、硬いのが苦手な人はクロワッサンがおすすめです。
ハード系は噛み応えのあるタイプで、噛むほどにでてくる旨味がたまりません。
カットされたサツマイモが入ったパンは、甘みと旨味のバランスがよくておいしかったですよ~。

チーズが入ったパンや明太フランス、ベーコンエピなども生地がおいしいのはもちろん、入っている具材のレベルも高めでした。
総菜系のパンも種類が豊富で、お昼時には近所のOLさんたちが買いに着ていました。
チタパン 場所
〒781-5103
住所:高知県高知市大津乙453−8
【地図】
駐車場はお店の前にあって、3台ほど置けます。
チタパン 営業時間
7:00~18:00
チタパン 定休日
月曜日
デニッシュ系NO.1 ヤマサキヤ 宿毛市
高知市から西に3時間ほど行った、宿毛市にあるブーランジェリー ヤマサキヤ。
ちょっと遠いので、ヤマサキヤのパンを目当てにドライブ気分で行っています。
先ほどのスリールがハード系のパン屋なら、ヤマサキヤはデニッシュ系がおすすめのパン屋です。
クロワッサンがサクふわで、味もしっかりしてておいしいんですよ。



すぐに食べてなくなっちゃうので、5個以上買っておいたほうが安心ですよ。
ミニクロワッサンもあるんですが食感が重いので、僕はクロワッサンのほうがおすすめ。
パンオショコラもおいしかったです。
デニッシュ系以外のパンだと、ソフトブールがおすすめ。

中はもっちもち、外はハード系パンのような噛みごたえのある食感がクセになります。
たまにこんがり焼かれ、カリッとした食感になった部分があるのがいいアクセント。
生地はほんのりと甘みがきいていて、満足感があります。
ソフトブールは、あまり他のパン屋で見かけないので、ぜひ買ってみてください。
ブーランジェリー ヤマサキヤ 場所
〒788-0000
住所:高知県宿毛市宿毛988−1
【地図】
高知県の西の端にあるので、「気になったからちょっと行ってみよう」と、気軽に行けるお店ではありませんが、足摺岬や四万十川方面に行く予定がある人は、ぜひ立ち寄ってもらいたいお店です。
メインの大きい道路沿いにあるので、お店の場所はわかりやすいですよ。
ブーランジェリー ヤマサキヤ 営業時間 定休日
営業時間
9:00~18:30
定休日
月曜日
第1,3,5火曜日
チェーン店の枠を超えたおいしさ イワゴー 土佐市
イワゴーは、高知にあるベイクショップグループのチェーン店の1つで、高知で一番お客さんが多いパン屋さん。
駐車場はいつ行っても混雑していて、場内整理のため警備員さんがいるほどの人気ぶりです。
パン屋のチェーン店って、菓子パンや総菜パンメインのお店が多いんですが、土佐市にあるイワゴーは違うんですよ。
チェーンなのでレシピや素材も同じものを使っているはずですが、イワゴーだけが別格。
2019年には、高知のテレビ番組の『パン屋さんが選ぶおいしいパン屋さんランキング』的なもので3位になっていました。
味の違いを一番感じられたのが『人参とクルミのパン』

僕は、総菜パンや菓子パンのようなガッツリ系のばかり食べていたのですが、イワゴーの人参とクルミのパンで、生地重視のパンに初めて興味を持ちました。
生地がほんのり甘く、クルミのサクッとした食感がたまらないパンです。
この人参とクルミのパンを、他のベイクショップグループの店でも買ったのですが、食感も味もイワゴーのほうがいい!

総菜系や菓子パンが好きだけど、ちょっと違ったパンも食べてみたいという人は、ぜひ食べてみてください。
パンに対する考え方を変えてくれるかもしれませんよ。
他にもハマっているのが塩パン。

サクッとした外側の食感と、じわっとマーガリンが染み込んだ中の食感がたまりません。
ちぎりパンは、ふわふわした食感がクセになります。

『納豆コーヒーゼリーサンド』という、かなり変わったパンもあって、意外と人気があるんですよ。

名前の通り、食パンにコーヒーゼリーと納豆、生クリームをサンドしたパン。
僕は納豆が嫌いなので食べれませんが、納豆が好きな人はぜひチャレンジしてください。
店頭に置いていない場合、夕方6時までなら店員さんに言えば作ってもらえますよ~。
カフェスペースもあって、7時から11時半はモーニングを食べれます。

15種類以上もパンモーニングがあるので、朝ごはんをイワゴーで食べていくのも楽しいんじゃないでしょうか?
パンのモーニングですが、写真を見てもわかるように、みそ汁が付いているのは高知仕様です。
イワゴー 場所
住所:高知県土佐市高岡町甲1973-1
【地図】
高知市の東隣にある土佐市に、イワゴーはあります。
高知市に泊まっていて、朝から高知県西部に行くときに、朝ごはんを食べるのにちょうどいい場所ですよ。
イワゴー 営業時間 定休日
営業時間
7:00~20:00
定休日:第3水曜日
喫茶店が作る絶品自家製パン アルプ 安芸市
最後に紹介するのはパン屋さんではなく、ちょっと変化球で『アルプ』という喫茶店。
モーニングに自家製パンを出しているんですが、これがほんとにおいしい。

自家製パンのモーニングは、ハード系とソフト系のパンがそれぞれ1つ味わえます。
しかも、パンの内容が行くたびに変わるのもいいんですよ。
僕のお気に入りは、かぼちゃのパン。

おいしいパン屋さんが見つからなかった時には、1時間かけてパンをアルプまで買いに行ったこともありました。
パン屋じゃないので、ちょっと割高だったのですが、それでもおいしかったので満足して買っていたんですよ。
喫茶店なので、もちろん焼きカレーやパスタなどの軽食系もあるし、ケーキやタルトなどデザート系もあっていろんなものが食べれます。
イベントにアルプが出店することがあるんですが、すぐに売り切れてしまうほどの人気があるんですよ。

アルプ 場所
〒784-0022
住所:高知県安芸市庄之芝町1-52
ほか弁などが入ったビルの2Fです。
【地図】
駐車場は、道路を挟んだ向かい側です。
高知市から、車で東に50分ほどの距離。
室戸市方面に行くとき、ちょっと早めに出てモーニングを食べていくのもありですよ。
アルプ 営業時間 定休日
営業時間
8:00~17:00
定休日
月、火曜日
気になるパン屋さんはありましたか?
旅行先でおいしいパン屋に出会えると、旅行のテンションが少しあがりますよね。
そんな旅行のアクセントになるようなパン屋が紹介できたらうれしいです。
旅行先や隣県のパン屋の記事もあるので、パン好きのあなたはおいしいパンに思いをはせてみませんか?
※閉店 多彩なパン ブーランジェリーアンジェ 香南市野市

残念ながら、アンジェは閉店していました。
他の場所に移転した可能性もあるので、見つけたら追記します。
行くたびに新しいパンが増え、商品開発に力を入れてるなぁと感心してしまうのが『アンジェ』
町のパン屋さん的な雰囲気で、菓子パンや総菜パンが主力と思いきや、じつはハード系パンのレベルが高いお店なんです。
天然酵母には酒粕を加えた酒種と、イーストを併用することで、しっとりとした生地に仕上げるというこだわりがあるようです。
アンジェのハードパンに対する僕の印象は、「低温熟成系のハードパンで、ぎゅっとした食感で噛み応えのある生地」
僕は、あんバターがお気に入りで、行くと必ず買って帰ります。

高知の好きなパン屋の中では、アンジェが一番パンの種類が多く、入れ替わりも早いので「どんなパンがあるかな?」と、わくわくがあります。
アンジェ 場所
〒781-5232
高知県香南市野市町西野2063-1清藤マンション1F
【地図】
高知市から東へ40分ほど行ったところにあり、周辺の観光施設には野市動物公園やアクトランドなどがあります。
高知空港からも近い(10分くらい)ので、飛行機に乗る前にも買って帰れますよ。
アンジェ 営業時間 定休日
営業時間
7:00~19:00 祝、祭日は17時まで
定休日:日曜日