どうも、4才のムスメと0才のムスコの母であるちゃちゃこです。
「子どもに全てのエネルギーと時間を注がないとダメ母なのか?」ということを誰に言いたいのかというと、『過去の自分に』です。
ムスメが生まれたときは、「全身全霊をこの赤ちゃんに注ごう。」と思っていましたし、そうするべきだと思っていました。
今、ムスコを育ててみて、「全身全霊を注がなくてもいいんだな、もっと気楽に子育てしてもいいんだな」と感じることが多いです。
なぜそう思うのか、なんとなくわかってきたので、その理由を述べようと思います。
ブログも辞めた
5年前ムスメを妊娠していたときに、妊婦ブログをはじめました。仲良くなってコメントでやりとりする人もいて、とても楽しかったのですが、出産を機に辞めました。
出産後、妊婦ブログから子育てブログに変化して、毎日投稿する人を見て「ブログを書いてる時間は、赤ちゃんのことをほおっておいて、よくやるよなぁ。そこまでしてやることじゃないでしょう。」
と、子育てブログをしている人を批判的な気持ちでみていました。
「パソコンに向かう時間があるなら、赤ちゃんと向き合う時間のほうが大切でしょう。赤ちゃん期間は一瞬で終わるんだから。」
と思っていました。
けど、今思うと、そんなにストイックにならなくてもよかったなと思います。
今になってやっとわかった、その理由について述べていきます。
理由その1 子育てはがんばったからと言って結果がでるものじゃない
もうすぐ5才になるムスメをみていて思うんですけど、子育てってすぐにわかりやすく結果がでるものでは全くないんです。
がんばると逆に悪い結果がでるときもあります。
もうね、正直、遺伝子で決まっちゃってることも多い。どうにもならないことも多いんです。
「母乳をあげるときは、赤ちゃんの目をずっとみてあげてください」とかね
「赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしてあげないと、人間不信になりますよ」とかね、もう迷信レベルのたわごとですよ。
そうしなかったら、子供がさも悪人になってしまうような言い方ですけど、子供はそう簡単に悪人にはなりません。
適当な親の子供のほうが、自分でなんでもできる子になったり、逆もしかりなんですよ。
子育てって、「育て方=子供の姿」じゃなくて、「育て方×環境×遺伝子÷友達×●×▲=子供の姿」っていうそりゃあもう複雑な方程式だと思うんですよね。
だから、100%頑張って結果をすぐに求めるよりかは、適当にがんばって、あとは子供の心と遺伝子にお任せするくらいがちょうどいいんじゃないかと思いますね。
理由その2 子育てで最も大事なことは親の精神状態
赤ちゃん期間は、大きくなって振り返ってみれば一瞬で終わるんですけど、24時間一緒にいるわけですから、たまに来るおばあちゃんみたいに、ほんの2・3時間で終わるわけではないんですよね。
1才までを赤ちゃんとするなら、24時間×365日なので、8760時間一緒にいれるわけですよ。
そして、その1年で自分もひとつ歳をとるわけですから、その時にしかできないことだってあります。
もうね、お世話をしてるだけで十分。お世話の隙間時間に、自分のやりたいことやるくらいなら全然OKですよ。
赤ちゃんのお世話以外に、何かほかの楽しみをみつけておいたほうがいいくらいです。気分転換をしたほうが、精神的に楽になれます。
子どもにどう関わるかよりも大事なのは「父親・母親の精神状態」だと思うんですよね。
親が常にイライラしていたら、子供も不安定になったり、安心できないから一番の悪影響になりますよね。
親は「自分の精神状態を心地よく保つ」ことが子育てで一番大事なことなんじゃないかと今は思いますね。
自分がリラックスするために、じじばばや誰かに子供を2・3時間預けることに罪悪感なんて抱かなくていいんですよ。
8760時間のうちの2時間くらいいいじゃないですか。
少し離れたら、赤ちゃんのことが気になって、2時間ぶりに会ってみたら可愛くてしかたなく思えるんですから、逆にたまにそういう気持ちを味わうほうが大切です。
自分のための時間をつかうことが、結果的に子供にいい影響を与えるということは間違いないですね。
まとめ
第1子が赤ちゃんときは、本当にがむしゃらに一生懸命、できる限りのエネルギーを子供に注ぎました。
なにもわからないから、一生懸命やるしかなかったのですが、今思うと「もう少し肩の力を抜いてもよかったんじゃないかな」と思います。
赤ちゃんを育てるのは本当に大変なことなのですが、すべてを赤ちゃんに注がずに、親は自分のための時間も大切にしてほしいです。
便利グッズを使ったって、手を抜いたって、悪い子に育つわけじゃありません。
自分なりにいいバランスを保ちながら、子育てをしていってほしいなと思います。
最終的に何が言いたいのかというと、「子育てで悩んでる人たち、無理しすぎないでねーー!!リラックスする時間もつくってねー!!」ということでした。
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