子供のころから料理を作るのが好きだった、ちゅんすけです。
親戚の集まりがあるときには、真っ先に台所に行き『その家独自の料理』の作り方を伝授してもらっていました。
伝授してもらった料理の一つが、『サバ缶を入れたちらし寿司』
高知に住んでいる、料理にうるさい叔母に教えてもらったんだけど、高知の田舎独特のちらし寿司だったのかな?
「ちらし寿司にサバ缶を入れるだけ」でうまみが加わり、1つレベルアップしたちらし寿司が簡単に作れちゃいますよ。
サバ缶ちらし寿司は、友達や親戚の集まりなどの人が集まる場面にぴったり。
みんなに何が入っているか言わずに食べてもらって、「えっ、このちらし寿司何が入ってるの?」とおどろかせちゃいましょう。
サバ缶ちらし寿司の作り方
材料(ご飯3合分)
- サバ缶 1缶
- 干ししいたけ 適当
- 人参 2本
- ごはん 3合
- 穀物酢
- ゆず酢(なくても可)
- 砂糖
- 塩
- みりん
- 濃口しょうゆ
今回はかなりシンプルな材料ですが、こんにゃく、ごぼう、れんこんなどを入れてもおいしいですよ。
1、具を煮る
にんじんはさいの目切り、干ししいたけは水で戻して粗みじん切りにします。
干ししいたけの戻し汁に、
- 濃口しょうゆ(大さじ3)
- みりん (大さじ2)
を入れて、にんじんとしいたけを煮ます
2、合わせ酢を作る
- 穀物酢 大さじ3
- ゆず酢 大さじ1
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1
を入れて混ぜ合わせます。
ゆず酢がない場合は、穀物酢を大さじ4入れてください。
ゆず酢を入れると、柚子の風味が味全体を引き締めて、高級な味になりますよ。
ちなみに、柚子果汁は日持ちさせるために塩が入っているものもあるので、扱いやすい塩なしがおすすめです。
柚子果汁は入れすぎると、あごがしびれるくらい酸っぱくなるので、風味付け程度しにておくと食べやすいですよ。
そして、今回の主役といってもいい『サバ缶』の登場。
サバ缶は、青森の伊藤食品という会社の『美味しい鯖醤油煮』をつかいました。
鯖に脂がのっていて、手ごろな値段にもかかわらず、かなりおいしいサバ缶でした。
今回は醤油煮を使いましたが、味噌煮もちらし寿司にあいますよ。
どうやってさば缶を使うかというと、合わせ酢に入れて身をほぐします。
身がほろほろになるまで煮込まれてるので、スプーンで簡単にほぐれますよ。
さば煮は細かくほぐしましたが、身の存在感がわかるくらい残しておけば、具の代わりにもなりますよ。
3、ごはんと合わせる
炊き上がったごはんに、①で作った具の汁気をきって入れてよく混ぜます。
次に、合わせ酢を3回くらいに分けて入れて混ぜます。
合わせ酢を入れると、一気に柚子の香りが広がり食欲をそそります。
4、完成
のりやゴマ、錦糸卵などお好みのトッピングをのせたら完成。
まとめ
サバ缶ちらし寿司は、簡単なのにおいしくて、手が込んだ料理に見られるのでおすすめですよ。
息子の誕生日のときには、スーパーなどでオードブルを買って、サバ缶ちらし寿司を作っただけだったのですがいい感じでした。
急な来客に備えて、とりあえずサバ缶を家にストックしておきましょう。
長期保存できるし、そのまま食べてもおいしいので、買っておいても無駄にはなりませんよ。
ゆず酢を使ってみたいけど、買ってもあまり使う機会がないという人は、柚子の産地で全国的に有名な馬路村が作った寿司酢がおすすめ。
ゆず酢も入っているので、風味がバツグンですよ。