毎日の献立に頭を悩ましている主夫ちゅんすけです。
突然ですが、カレー粉でカレーを作ったことはありますか?
ルーで作るカレーも十分おいしいから、手間がかかる上に難易度が高そうなカレー粉に手を出そうと思う人はあまりいませんよね。
でも、「カレー粉で作るカレーは、簡単でおいしいだけじゃなく、洗い物が楽になりますよ。」って言ったら興味わきませんか?
目次
カレー粉でカレー作るのは意外と簡単
カレー粉でカレーを作るのって、
「作ったことがないけど難しそう」というイメージや
「作ったけどうまくできなかった」と失敗経験があったりと
ちょっと難しいイメージや苦手意識がありませんか?
実は僕も15年前、カレー粉を使ってカレーを作ったんですが大失敗。
野菜と肉を切って煮た後にカレー粉を入れるだけという、今では考えられない調理法で作ったんですが、カレーとは程遠い料理ができあがりました。
「カレー粉には一生手を出さない」
と思わせるほど、トラウマレベルのまずい味が記憶に刻み込まれてたんですよ。
それ以降、テレビやネットでカレー粉で作るカレーのレシピを見ても、うまく作れる気がしなかったのでカレー粉でカレーを作ることはありませんでした。
『カレー粉・スパイスではじめる旨い!家カレー』は初心者向けのカレー本だった
ホフディランって存知ですか?
2人組のバンドなんですが、ヴォーカル・キーボードの小宮山雄飛さんが大のカレー好き。
『踊る!さんま御殿!!』にグルメ芸能人として出演したこともあります。
小宮山さんは『カレー粉・スパイスではじめる旨い!家カレー』というレシピ本も出していて、ホフディランが好きな嫁が買っていたんです。
「せっかく買ったんだから見てみよう」と、期待少なめでページをめくってみる・・・・・
他のレシピ本と何が違って、旨い!家カレーは直感的に『おいしく作れるイメージ』ができたんですよ。
カレー粉、玉ねぎ、鶏肉、トマト缶、にんにく、ショウガというシンプルな材料で作れて、手順が簡単でおいしそう。
他のレシピ本だと、あまり使わないようなスパイスを買わされたり、時間や手間がかかったりするものが多かったんですよねぇ。
旨い!家カレーを買って、すぐにカレー粉を使ったカレーを作ってみたのがコレだ!
カフェで食べるようなカレーが、こんなに手軽に家で作れるなんて・・・・・・・
しかも、驚くべきはカレーのおいしさだけではなかったんです。
カレー粉カレーのメリット
『おいしいカレー』が作れること想定内だったんですが、それ以上にカレー粉カレーにはメリットがあったので、作る頻度がかなり上がりました。
メリット1、とってもヘルシー
カレールーの箱に書かれている、原材料名を見たことがありますか?
原材料名は、含まれているものが多い順に表示されているんですが、なんと我が家にあった印度カレーを見てみると一番最初に表示されているのは豚脂!
スーパーでゴールデンカレー、ディナーカレー、熟カレー、こくまろ、バーモントカレーの原材料名も見たんですが、牛の脂や植物性油といった違いはあるものの、ゴールデンカレー以外は油が1番始めに表示されていました。
ほとんどのカレールーは、脂分が一番含まれるといってもいいということですね。
脂が多いのでカロリーも高くなり、印度カレーの場合100g当たりの533kcalと高カロリー。
一方、カレー粉で作るカレーには、肉を入れる場合は肉から出る脂と玉ねぎを炒めるときの大さじ1程度の油のみで、ほとんど油を使いません。
おまけに小麦粉も一切入れないので、かなりのカロリーオフでグルテンフリーのカレーが作れます。
メリット2、洗い物が超絶楽になる
カレー作ったとき、後片付けって憂鬱ですよね?
お皿や鍋にへばりついた汚れって、着け置きしないと落ちないし、スポンジに油でギトギトの汚れがつくのもかなりのストレス。
カレーの汚れがしつこいのも、カレールーに大量の脂分が含まれているのが1番の原因。
カレー粉だと脂分がほとんど入ってないので、流水だけでほとんどの汚れが落ちるんですよ。
カレー後の洗い物問題が解決されるだけでも、カレー粉でカレーを作る価値は十分にあると思います。
どうですか?カレー粉でカレーを作りたくなってきましたか?
では、ざっくりと作り方を説明していきますね。
カレー粉カレーのレシピ公開
基本のカレーを作る材料は、下記の通り。
- 玉ねぎ
- 鶏もも肉
- トマト缶
- にんにく
- ショウガ
- カレー粉
カレー粉カレーの材料って、思ったよりシンプルじゃないですか??
トマト缶は、レシピではトマトを丸ごと煮たものを使っていますが、僕はつぶすのがめんどうなのでカットされたものや、ペースト状のものを使っています。
分量は省略するので、詳しいレシピが知りたい人は『旨い!家カレー』を買って確認してくださいね。
1、材料を準備する
玉ねぎはみじん切り、鶏もも肉は1口大に切って、ショウガ、にんにくはすりおろしてください。
僕は、調理しりながら材料を切ることが多いんですが、カレー粉カレーはあらかじめ切っておくことをおすすめします。
最初に作ったときは、材料を切りながら作ったんですが、スムーズにいかずに焦がしてしまい苦味がでてしまいました。
玉ねぎを炒めるのに時間がかかりそうだったので、炒めながら切ってもいけそうだと思ったんですけどねぇ。
ホールトマトは、固い部分があれば取り除きます。
カレー粉カレーを作る機会が増えて、あまりにも玉ねぎのみじん切りがめんどうになったので、フードプロセッサーを買いました。
2、玉ねぎ、にんにく、ショウガを炒める
大さじ1ほど油をしいて、玉ねぎが透明になるまで炒めます。
透明になったら玉ねぎを寄せて、空いたスペースにショウガとにんにくを投入。
生姜とにんにくは、香りがたつまで玉ねぎと混ぜずに、別々で炒めてください。
香りがたったら一緒に混ぜ、玉ねぎが飴色になるまで炒めます。
何度か作って気づきましたが、強火で炒めたほうが玉ねぎを飴色になりやすかったです。
3、トマト缶、カレー粉を入れる
トマト缶を入れて、トマトをつぶしながら軽く火を通します。
カレー粉を入れてなじませます。
この時点で、カレーの風味が部屋中に広がり完成したように思うんですが、味見してみると全くまとまりがないスパイスの味しかしません。
4、鶏もも肉を入れて炒める
肉にスパイスをまとわせるように、しっかりと混ぜてください。
5分ほど炒めたら、こんな感じになりました。
木べらで混ぜたとき、なべ底がしっかり見えるくらいが目安です。
5、水を入れて、蓋をして10分煮込む
水を入れて煮込むことで、味にまとまりをもたせます。
焦げ付くのが心配なので、僕は5分くらいで1度混ぜるようにしています。
6、濃度を調節して、塩で味を決める
火力を見ながら好みの濃度にし、塩を入れます。
今までカレーの味がしなかったのが、塩を入れることで辛さ(塩辛さではなく)がでて、一気にカレーになっていきます。
カレー粉をいくら入れてもカレーにならなかったのに、塩を入れるとカレーらしくなるからほんと不思議です。
カレー粉は入れすぎると『苦味』の原因になるので、塩加減で様子をみてください。
塩を入れて味見をしている間も、野菜が煮込まれて甘みもでてきて、味がどんどん変化していきますよ。
7、カレー粉カレーの完成
ケーキ作りに使った生クリームが残っていたので、ちょっとかけてみました。
辛いもの好きな僕(ココイチで5辛が基本)が食べても、十分満足できる辛さにもかかわらず、辛いもの耐性がほどほどの嫁も食べれるし、5歳の娘もご飯の量を増やせれば食べれちゃいます。
舌をピリピリ攻撃する辛さではなく、体の中がじわじわあったかくなる辛さで癖になりますよ。
初めて作った感想
一番めんどくさいと思った作業は玉ねぎのみじん切りで、それ以外は想像以上に簡単に作れました。
火加減はレシピ通りにやると、焦げてしまう可能性もあるので、我が家流の火加減を見つけないといけませんね。
カレーはスパイスに頼った料理と思っていたんですが、塩加減や煮込んだ野菜のうまみや甘みが重要と、料理の基本に気づかされる料理。
カレー粉カレーを作ってから以降、料理の味付けに対するスタンスが変わり、がっつり調味料だけで味付けすることがなくなりました。
材料は省けるものもあった
失敗することを恐れて、始めのほうはレシピ通りに作っていたんですが、何回も作っていると適当に作ることも増えました。
意外と材料をはぶいても大丈夫で、僕の場合はにんにくとショウガを入れなかったんですが、おいしく食べれました。
にんにくとかショウガって、がんばらないと使いきれないんですよね。
特にショウガは、僕の料理のレパートリーでは使い機会がほぼなくて、カレーのために買っても冷蔵庫のすみで干からびています。
なので、日持ちがしないうえに、使いづらい食材をカットできるので、作るハードルがかなり下がりました。
『カレー粉+塩』さえ分かればいい
カレー粉カレーを作るときのポイントは、味付けは『カレー粉+塩』が超基本ということです。
これさえわかっていれば、カレー粉カレーは作れます!!
材料炒めて、カレー粉入れて、味をなじませるため水を入れてから煮詰めて水分を飛ばす。
あとは、味見をしながら塩や追加でカレー粉入れる。
この方法で、いろんな食材を使ってカレー粉カレーが作れてますよ~。
おすすめのカレー粉
ボクが使っているカレー粉はインディアンカレー粉です。
カルディで働いたことのある友人が、たくさん扱いのあるカレー粉でどれがおいしいか食べ比べたんですが、インディアンカレーが一番おいしかったようです。
料理好きな友人なので、かなり信頼できる情報ですよ。
値段が安くて、評価も高いので神戸アールティーというところのカレー粉も気になります。
まとめ
おいしいうえに、カロリーオフで後片付けが楽なカレー粉カレーは、ほんとおすすめ。
僕が作った作り方がピンと来なくても、何か別のレシピを見つけて作ってほしいですね。
カレー粉カレーのレシピ本に迷ってる人は、小宮山雄飛さんの『カレー粉・スパイスではじめる旨い!家カレー』は作りやすいのでおすすめ。
基本的なカレーだけでなく、ビーフカレーやキーマカレーなどのカレーのレシピや、カレーチャーハンやカレースパゲティなどアレンジレシピもありますよ。
水野仁輔さんの『世界一やさしいスパイスカレー教室』という本も買ったんですが、工程ごとに細か注釈が書かれているのに、読みやすいレシピ本でした。
「○○なので△△しましょう」と、どうしてそうするのかちゃんと理由も説明してくれるのがいい!
カレー粉カレーを初めて作る人は、基本がわかるのでおすすめですよ。
2017年6月に、新たに『簡単!ヘルシー!まいにちカレー』という本も出してます。
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