自分には関係のないお金の話か。。でも興味あるからなんとなく読んでみよう!と思って手にとった本。
家入一真「なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」
読んでみて、びっくりしました。
「田舎で暮らしたい」「会社を辞めたい」となぜ思うのかという答えがはっきりと書かれててすっきりした
5年くらい前にイケハヤさんと家入さん安藤桃子さんの対談を聞きに行ったんだけど、家入さんの可愛さしか印象に残っていなかった
その人がどんな人なのかというのは「本」を読むとすぐにわかるね。— ちゃちゃこ@正直クソババアお母さん (@shinkontosa) February 25, 2018
自分が今ここにいる理由がはっきりとわかりました。
小さな経済圏とは?
タイトルにもある「小さな経済圏」ってなんだと思いますか?
「大きな経済圏」とは
「大きな経済圏」ということを本の中の言葉を引用するとこういうことですね。
業界全体でトレンドをコントロールしながら超高速の消費サイクルを促すファッションの世界。もしくは、まだ十分使えるのに買い替えを勧めてくる家電メーカーや車メーカー。
私が住んでいたのは都会とは言いずらい高知市なんですが、高知市でさえこういう大きな経済圏の中にいることを毎日感じされられてました。
家から一歩でるだけで「自分が欲しい」と思っていないのに物欲を刺激されるのがすごくストレスでした。いちいち「自分はいらない」と心の中で否定するのに疲れていたんです。
私はイベントが好きじゃないんですよね。バレンタインのチョコも恵方巻もなるべく買いたくない。
チョコレートは好きだけど食べたいときに買いたい。
「自分のタイミングで欲しいものを買いたい」
だから、物欲を必要以上に刺激されない田舎で暮らしたくなったんです。
「いちいち否定しないといけない環境」が嫌になりました。
個人や地域レベルでの小さなつながり
私たち夫婦は今、ブログでお金を稼いで生活しています。
自分では全く気付いていませんでしたが、家入さんがこの本のなかで書かれている「小さな経済圏」でした。
夫婦二人だけのブログからお金が発生すること。それはすでにもう「小さな経済圏」をつくっていることでした。
自分が経済圏をつくっているなんて、驚きです。
そして今、本山町で、田んぼの稲刈りの手伝いして、そのお礼でお米をもらうことも「小さな経済圏」のひとつです。
情報を交換すること、野菜やお菓子を交換することも「小さな経済圏」です。
こういうのが私にとってもの凄く楽しい。
「小さな経済圏」の中で生活することが私たち夫婦が求めていたことでした。
この本を読んで、やっと「なぜ田舎で暮らしたかったのか」ということに気づいたんです。
polcaから大きな一歩を踏み出せた
この本の中では家入さんが運営している「CAMPFIRE」や「polca」についても書かれています。
私は去年の8月にpolcaで支援を募りました。
ちょうど息子が産まれる陣痛の2時間くらい前に急にpolcaでやりたいことが思いついて、「朝起きたらやろう」って思っていたらそのまま出産を迎えたので、産後に産院からpolcaの支援を発信しました。
そうしたら「出産祝い」にとたくさんのかたが支援してくれました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
polcaでは「ブログでよく読まれているこたつ記事(買っていない商品を紹介しただけ)を実際に購入して口コミ記事にしたらCV率(商品購入の確率)は上がるか検証したい。その検証結果を伝えることをお礼にします。」ということの支援を募りました。
実際の記事はこれ⇒【口コミ】メルちゃんポポちゃんに続くお人形。レミン&ソランがディズニーから発売されてたから買っちゃった!
1ヵ月後に検証したときは大きな差はなかったのですが、現在は、稼ぎ頭の記事に成長しています。
それもpolcaがあったおかげです。
家入さんのいう「なめらかなお金がめぐる世界。」の中で、私は大きな発見をしました。
polcaの支援を募ってみて本当によかったなとつくづく思っています。
「集まらなかったらどうしよう」という不安のあったのですが、それを突破したら違う世界がみえました。
家入さんがやりたいこと
家入さんってこういうことをずっと考えて生きてきた人なんですね。
僕がCAMPFIREに絞って活動している理由は、クラウドファンディングは人生の選択肢を増やし、自由な生き方を可能にする手段として強力なプラットホームであると信じているからだ。
なぜ多くの人は、人生の多くの時間を好きでもない仕事に費やすのか?
それは、他に生活費を稼ぐ手段がないと思い込んでしまう世の中があるからだ。
なぜ多くの人は、富や権力に憑りつかれてしまうのか?
それは、富や権力が自己実現の可能性を広げる唯一の選択肢だと思い込んでしまう状況があるからだ。
なぜ多くの人は、大きなものに依存してしまうのか?
それは、自力で生きていくことは限られた強い人にしかできないと思い込んでいるからだ。人が生きづらさを感じる瞬間というのは、既存の社会にお膳立てされた仕組みや価値規範にフィットしないときに多い。
だから僕は選択肢を増やしたい。
こんな人におすすめの本です。
- 「小さな経済圏」に興味がある人
- なんかウズウズしてる人
- 副業したいなと思っている人
- 家入さんっていったい何者?と思っている人
これはお金の本だけど、生き方の本でもありました。
家入さん、素敵。文章もうまいしとても読みやすかったです。
いつか会いたいな。また嶺北に来てね。
なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
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