2018年は桜の開花が全国で一番早かった高知県在住の、ちゅんすけです。
高知県にも桜にまつわるお祭りがたくさんあるんですが、その中でも有名な祭りの一つが大川村の『さくら祭り』
そうなんです。大川村は離島を除けば日本一人口が少ない村で、「村議会廃止を検討」というニュースでも話題になった村。
しかし、大川村はそんな寂しい話題ばかりじゃありません。
大川村で行われるさくら祭りは、402人(2018年2月28日時点)という人口の村に、村民を上回る人たちが集まるイベントなんですよ。
しかも企画しているのは、Uターンして大川村に帰って来られた川上さん夫婦。個人で祭りを企画するってすごくないですか?
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目次
桜まつりの会場は裏山
13年前に夫婦二人で高知県の大川村へUターンた川上さん夫婦が、大川村には桜がある場所がほとんどないと気づき、裏山の杉の植林を伐採し、桜の木を植え始めたのが桜まつりをするきっかけ。
100本ほど植えた桜の木は10年ほどで大きく育ち、さらに6万株の芝桜や2万本の菜の花・チューリップ・スイセン等を少しずつ増やしてゆき、山一面が花で埋め尽くされるほどに。
そして、2014年に仲間たちにも協力を得ながら、手づくりで第1回『大川村さくら祭り』が始まり、今年で5回目となります。
今年は、『来客をもてなすための東屋を作りたい』との思いから、クラウドファンディングで資金調達をしたことでニュースにもなっていました。
嫁がクラウドファンディングで支援したら、支援した人の名前を載せているボードがあって、嫁の名前がボードに刻まれていました。
今までは「大川村は遠そう」というイメージから、さくら祭りに行ったことがなかったんですが、支援したこともあり初めて参加してきました。
高知では餅まきが定番だよ
高知に住んでると当たり前に感じるんですが、高知のイベントではよく餅まきがあるんですよ。
今回のさくら祭りでも、東屋が完成したこともあってか、餅まきが2回行われました。
子供の部と大人の部に分かれていて、子供の部ではお菓子も投げられていました。


僕も参加したんですが、場所取りに失敗して1個しか拾えなかった・・・・・・
餅まきを体験することが少ない、高知県外の人にぜひ楽しんでもらいたいです。
じっくり桜が楽しめました
もう桜は散ってしまっているかと思ったんですが、まだまだ綺麗に咲いていました。

ところどころに休憩所があって、ゆっくり休みながら見れるのもいいんですよ。
こんな場所にコタツなんていいですね。家にいる気分になって、お酒でも飲みたくなります。

僕が一番気に入った場所は、手づくりのログハウス。
囲炉裏に火が入っていて、いい雰囲気。


東屋でゆっくりできる

クラウドファンディングで建てた東屋は、ちょっと未完成ながらも建物としてはじゅうぶんできてました。
1階には屋台が入っていて、2階は休憩スペースになっていました。
時間が遅かったからか、あまり東屋の存在が知られてないのか、中に人がほとんどいなかったのでゆっくりできましたよ。
タンドリーチキンサンドを食べた
大川村のブランド鶏『はちきん地鶏』を使った、タンドリーチキンサンドを食べました。
独自ブレンドのスパイスで、焼き上げたはちきん地鶏のうまかったです。

徳島ラーメンやクレープなどの、飲食の屋台もありました。
ガッツリ食べるのは難しいですが、小腹満たすにはちょうどいいですね。
スタッフの誘導がいいので安心
さくら祭りに行くまでは「駐車場あるのかな?」って、すごく不安だったんですが、スタッフさんが上手に対応してくれたので大丈夫でした。
広い駐車場はなくて路上駐車だったんですが、いろんなところにスタッフさんがいて、トランシーバーで連絡を取り合い、空いているスペースに案内してくれました。
車の行き来も連絡しあっていたので、狭い箇所で車が立ち往生することなく、スムーズに流れていました。

『芝桜まつり』ならまだ間に合う
4月8日~15日(10時~15時)までは桜を見ることができまが、屋台の出店があるイベントは4月15日の『芝桜まつり』だけ。
人混みが苦手で平日にも行けるなら避けたほうがいいですが、祭りの雰囲気を楽しみたいなら4月15日に行われる芝桜まつり行きましょう。
僕はお昼すぎに着いたんですが、売り切れてしまってたお店もあったので、全てを満喫したいひとは早めの時間に行くことをおすすめします。
芝桜まつりの会場は、桜まつりと同じ。
桜まつり 芝桜まつり 会場
住所:土佐郡大川村井野川268-10【地図】
行くならコレを持っていけ
イベントがある日は屋台も出ますが、あまりガッツリと食べれるような感じではありません。
ラーメンもあるんですが、小食の人でない限りは腹八分目というところ。
行く前にガッツリと食べていくか、何か食べるものを準備するのがおすすめです。
買い物する場所は、土佐町が食料調達が潤沢にできる最終ポイントですね。
地元スーパー『すえひろ』やローソンもあるし、食べていくなら『繁じ』というめちゃうまなうどん屋さんもありますよ。
赤ちゃん連れは、ベビーカーと抱っこ紐の両方持ちがおすすめです。
駐車場から会場までは、車をとめれる場所にもよりますが、5分くらい歩かないといけないのでベビーカーがあると楽です。
ただ、桜が見れる遊歩道は、ベビーカーが入れないので抱っこ紐が活躍。
ほどほどに道が険しいので、抱っこ紐がない場合は落としてしまう可能性が高いですね。
我が家は、人気のないところにベビーカーを置かしてもらい、抱っこ紐にスイッチしてから桜を見て回りました。
いつかこんなお祭りをしたいな
おもてなしの心がこもったお祭りで、きれいな桜を実家にいるような気分で見ることができました。
個人でこれだけ楽しくて、人がよろこぶお祭りができるなら、僕も何かやってみたいですね。
頭の片隅で、『おもしろい祭りはないか』をうっすらと考えて生きます。
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