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3歳児健診で視力にひっかかったのに4歳7ヶ月まで放置してしまった経験をお話しします。

娘は現在4歳7ヶ月。

母になって4年7ヶ月のなかで、最近、一番反省した出来事がありました。とても恥ずかしく、情けないことなのですが、今後誰かの役にたてればと思い、記事にすることにします。

高知市から本山町へ引越しするにあたり、「引越しをする前に、娘を眼科に連れて行かなければならない。」ということをふと思い起こしました。

思い起こした原因は、約1年半前にいった3歳児健診のときにさかのぼります。

3歳児健診の視力検査の際に「視力がすこし悪いようですので、眼科に行ってください」と紹介状をもらいました。

「そうかぁ、とりあえず一度みてもらうか。」少し不安でしたが、一度病院には行っておこうと思いました。

3歳だと視力検査はできない?

娘が3歳の頃、紹介状を持って土曜日に、自転車で15分のところにある眼科へ行きました。

「めちゃくちゃ混んでるやん!!」

土曜日ということもあり、かなりの人が病院にきていました。

「1時間以上お待ちになると思います」というので、近くの公園で時間つぶしをしてから再び眼科へ戻ることに。

そこからも少し待たされて、視力の検査。

検査する人が「3歳だからまだちゃんと測れませんねぇ。うちの子は4歳くらいからちゃんと測れましたよ。」とやや愚痴りながら、検査がなんとか終了。

その後、お医者さんにみてもらうと「うーん、まだ3歳ですからねぇ。とりあえず次は、眼球を麻痺させる目薬をして、1時間くらい待ってもらってから詳しい検査をしましょう。」と言われました。

私の感想

・待たされすぎて、娘もグズグズでかなり疲れた。

・3歳だとちゃんと検査できないのか。

・そんなに重要なことにはなってなさそうだ。

・麻痺させる薬??そんなの必要なの??やりすぎじゃね??

・この病院、子どもに優しくないしもう通いたくねぇ。

こんな感想を持ってしまった結果、、、

「この病院にはもう行きたくない」と思ったので、他病院をネットで探しましたが、

「紹介状がもうないしなぁ」「また待たされるのか」「仕事も忙しいし、娘も見えにくそうにしてないし大丈夫だろう」「どうせ3歳だから、正確には測れないだろう」

そんなことを考えていたら、1年半以上、眼科に行きませんでした。。。

急に思い立って、別の眼科へ行ってみた!

引越しというきっかけのおかげで、1年半前の記憶がよみがえり、「とりあえずいっておくか」という軽い気持ちで、別の眼科へいってきました。

とても小さな病院でした。人も少なめ、待ち時間も短いほうでした。

優しいおばさんのかたが検査をしてくれました。娘を褒めながら、上手に進めてくれました。

「あー、優しい人でよかった」と思いました。

先生は想像以上に、おばあちゃん!!

娘の検査結果を見て「左目が矯正視力でも0.5くらいですね。弱視ですね。お母さんが責任を持って治さないといけませんよ」と言われました。

反省。。。。「1年半も放置してしまった。娘よ、本当にすまぬ!!!」

落ち込みましたが、信頼できる病院だと思いました。

「次はこの目薬を、病院に来る1時間前にさしてからきてください」と言われました。

前の病院は「病院で目薬をさして1時間待つ」だったので、それよりもやりやすくて安心しました。

家に帰ってから「4歳 弱視」で調べまくると、「メガネをかけて矯正する」というのが治療法というのが載っていました。「6歳までに眼の成長がとまるのでそれまでに治療しなければ、運転免許もとれない」と書いてありました。

3歳児健診でひっかかって治療をはじめる人が多いのに、1年半も放置してしまった。「私のせいで治療の開始が遅れてしまった。。どこまで視力が伸びるのだろうか」と反省しまくりました。

あれ?別の先生だ。

その4日後、目薬を差してからまた病院へ行きました。

前よりか混んでいました。待ち時間からぐずぐずする娘。

前回、優しく検査してくれていたおばさんが検査の準備をしていましたが、他の患者さんのお世話をしなければいけなくなり、別の人が娘の視力検査をしてくれました。

その人、めちゃくちゃ恐い。

私と同世代くらいの女性でした。

「これわかる?わからん?わかるろ!どうする??」怒り口調です。

娘が「わからん」と言ったら、追い詰められています。

母として見ていて「恐ろしい!帰りたい!」と思いました。

なんとか検査を終えたものの、目薬をしたにも関わらず、視力が前回と変わっていませんでした。

娘は「喉が渇いた。。カラカラ。お茶飲みたい。。。」とかなりのグズグズモードに突入!

そして、先生の診察になりましたが、、、、

前回とは別のおばあちゃん先生だ!!

なぜか前回と違う先生でした。今回のおばあちゃんが院長のようなので、前回のおばあちゃん先生は助っ人だったんでしょうか。

口調は優しいのですが、患者さんが多かったようで疲れていました。

娘の目と検査結果を見て、「もう4歳だから1.2まではいきませんね」

なぬ?

「乱視ですから、小さいものをみてください。ゲームをすると視力があがりますよ。遠くをみさせる必要はありません。」

「わかりました。」

「では、終わりです。様子を見ましょう」

ほ??メガネはかけなくていいのか??

先生が疲れていて混んでいたのと、娘のぐずりがひどかったので質問ができませでした。

受付の人が「お支払いはないので終了です」というので「次回はいつ来たらいいですか?」と聞くと先生に聞きに行ってくれました。

「1ヶ月後くらいでいいですよ」

そのときは、「あぁそうなのか。メガネかけなくていいのかー、スマホゲームをさせるのが眼にいいとは意外だけどよかったな」と思いました。

「いや?でも弱視っていったよなぁ。1.2までにならないって言ったのに、何もしなくていいの??」

娘の視力成長のためになにもしなくていいのか?

病院後は「まぁ、本山町に行く前に検査できてよかった。ゲームをさせて視力があがるといいなぁ」と思っていましたが、

夜になると「なんでメガネしなくていいんだろう。様子をみましょうという時間が視力回復させるために手遅れにならないのか?あのおばあちゃん先生は現在の治療をしかたを知っているのか??」と疑問が湧きあがって来ました。

ググればググるほど、不安が広がりました。

考えた結果、「高知市にいる間に、できる限りのことはしよう!!」と思い「よし!また別の病院へいく!!」と決めました。

検査機械も人も洗練された病院へ

さてさてまた病院探し。「高知 小児眼科」と調べてもなかなか病院がでてきませんでした。

高知市の人気眼科の情報を詳しくみてみると「小児眼科」の文字が!ここに行くと決めました。

次の日は土曜日、混んでいるのをみこして朝9時から診療開始のところへ8時50分に行くと、やっぱりすでにめっちゃ混んでる。

今回は、娘が退屈しないようにシールや絵本、パン、ジュースを持参済みです!!

待ち時間が長かったものの、娘はあまりぐずりませんでした。

この病院は施設がきれいで、最新の機械があり、検査してくれる人も子どもの対応に慣れていました。

がんばって検査をする娘。

前回よりもかなりいい検査結果が出ました!

はっきりモノ言う先生

今回の先生は、経験、知識ともに豊富そうな女医さん!!

今までの経緯を話しました。すると、

「病院をいくつも行くのはよくないので、ここで治療をするか決めてください。同じ検査を何度もする必要はないので、昨日いった病院から検査結果をもらわないといけません。」と言われました。

「ここにします。お願いします。」と言いました。

「昨日病院ではなんと言われましたか?弱視と言われましたか?」

「左は弱視と言われました。」

「今日の結果では1.0でてるので弱視ではないですね。子どもは日によって違う結果になるんです。」

なぬ??そうなのか。

「眼がみえにくくしているのは、逆まつげだからですね。眼球が少し不安定ですね。斜視はないでしょう。」

「メガネをかけて治療しなくていいんですか?」

「緊急性はないので、大丈夫です。昨日の病院から検査結果を送ってもらって、どうしても緊急性があれば連絡しますので。次は1ヵ月後くらいでいいですよ。」

「わかりました。」

母、納得!!!やっっっと納得できました!!!

その後、先生の指示によってまた別の検査をしてから帰りました。

娘もたくさんの検査をがんばりました。

メガネをかける治療もあれば、様子をみる場合もある。

3、4歳の子どもの視力を正確に測るのはむずかしいようです。

しかし、機械で眼球をみるだけで「すぐに治療をすべきかどうか」をお医者さんは判断できるようです。

「メガネをかけて治療をする場合」と、「弱視かどうかはっきりとは言い切れないので様子を見る場合がある」ということがやっとわかりました。

娘はその曖昧なところだったので、ひとつめの病院のときからはっきりとしたことを言ってくれなかったのだと思います。

何も知識のない私からすると、「良い悪い」「治療が必要不必要」とはっきりと診断してくれたほうがわかりやすのですが、そうじゃないときもあるということがわかりました。

今後も様子をみてもらって、医師の判断に任せていこうと思います。

ちなみに最終的によかった病院は安岡眼科です。眼科選びに悩んでいる方にはおすすめです。

まとめ

今回学んだことは、

・3歳児健診で視力が低いと言われたら、すぐに病院にいこう。

・病院があわなかったら、別の病院へいこう。

・医師に聞きたいことは必ず聞こう。

・病院の待ち時間は長いので、おもちゃ、絵本、お茶、お菓子などを持参しよう。

・信頼できる医師の言うことを聞こう。

・ググった情報と医師の情報が違うことは多々ある。

・子どもの弱視ははっきりと診断できないラインのことがある。

今回は眼科についてでしたが、他の病気や怪我でも言えることだと思います。

自分の病気だと「病院にいくべきか、病院の治療方針を信頼すべきか」の判断が自分でできますが、子どものことだと「どこまで重大なことなのかそうでないのか」の判断がつきにくいです。

一番大事なのは、信頼できる病院を見つけることですね。病院探しは大変ですが、そこを間違うと親として一生悔やみきれない結果になるときがあるので、妥協せずにがんばりましょう。

というわけで、今回の1件で親としてたくさんのことを学びました。

今後この経験をいかして、子育てを続けていきたいです。同じようなことで悩んでいるかたに届きますように。

追記:数回検査に行った結果、娘は弱視ではないという診断結果がでて、メガネをかけての治療もしなくてよくなりました。

続き👉3歳児健診の視力でひっかかって、弱視かもと言われた結果の続報をお伝えします。