高知市から四国の真ん中、高知県本山町に移住したちゅんすけ(@tyunduke)です。
我が家は夫婦ともに高知県が大好きで、西は宿毛から東は室戸までイベントや観光に行って、高知県内のいろんな地域を見てきました。
高知県の各地を見てきたちゅんすけ夫婦が、「高知県の協力隊に興味はあるけど、どの市町村がいいかわからないなぁ」というあなたに、地域おこし協力隊を募集している市町村の魅力を伝えたいと思います。
協力隊の情報はこちら↓

9/22現在、日高村では
シュガートマトの栽培(1名)
和紙産業の振興(1名)
ふるさと納税の振興(1名)
と、3名の地域おこし協力隊を募集しています。
調べてみると、かなり移住に力を入れている村でしたよ。
目次
日高村ってどんなところ?
高知県のほぼ中央、高知市から西へ車で40分ほど行ったところに日高村はあります。

日高村と言えば、糖度の高いシュガートマトとオムライス街道と言えば、知っている人も多いのではないでしょうか。
そんな、日高村の魅力を伝えたいと思います。
やっぱり思いつくのはトマト
日高村を語る上で欠かせないのが、特産品である高糖度トマトのブランド「シュガートマト」
果物のように甘いトマトはファンが多く、道の駅的な施設『村の駅ひだか』はたくさんのトマトが売られているので、かなり人気があります。
トマト好きにはたまらない環境でしょうね。
オムライス街道
特産品のシュガートマトを使った、町おこしとして始まったのが『オムライス街道』
日高村の飲食店が協力して、シュガートマトを使ったオムライスを提供しています。
2017年のオムライス街道参加店は、11店舗と多くの店が参加しているので、日高村には飲食店が多いイメージをうけますね。オムライス街道のホームページは→こちら
「ご飯を作るのがめんどくさい!」という時には、飲食店が重宝しそうです。
買い物状況は?
生活していくうえで、買い最寄り品を売っているお店の状況は大事ですよね。
日高村の生活拠点となるお店を紹介します。
サンシャイン日高
高知のスーパーマーケットのチェーン店です。
幅広い品ぞろえと、お手頃価格で食材調達の拠点となりますね。
ツルハドラッグ
こちらは全国チェーンのドラッグストアです。
薬やお菓子、ジュース、洗剤などを安く買えるお店ですね。
楽天カードのポイントが使えるので、ネットで買い物が多い僕には使いやすいお店でした。
台所用洗剤や香薫(ウインナー)が安いんですよねぇ。
ちなみに、ツルハドラッグがあるのはサンシャインの目の前。
近くには役場、JR日下駅もあり、日高村の中心街と言えますね。
村の駅ひだか
農家さんの直販所で、トマトがメインですが、季節によってはイチゴなどもあり、野菜や果物を買うのにはもってこい。
日高村で作られているチョコレートや、総菜、パンなども買うことができますよ。
村の中心街から離れ、隣町よりの場所にあるので、住む場所によっては車必須です。
サングリーンコスモス
こちらは、中心街近くにある農協の直販所です。
野菜がメインと思いきや、港町でもないのに魚売り場がかなり広いのには驚かされます。
ときには、店の前にテントはり大規模で魚を販売していますよ。
芋屋金次郎
銀座などにもお店があるので、もしかしたら知っている人もいるかもしれませんね。
高知名物の芋けんぴを売っているお店で、なんと日高にあるお店が本店です!
芋けんぴも売っているんですが、ソフトクリームや芋を使ったケーキ、量り売りのスイートポテトも売っていて、甘いものが食べたいときにはもってこい。
お土産を買う時は、ここに来れば間違いないですね。
子育てするなら「ひだかむら!」
「住んでみたい村」「子育てするなら日高村」と言ってもらえるように、日高村ではいろいろな助成や支援を行っていました。
乳幼児医療費の助成(日高村独自で実施)
0歳児から中学3年生の子どもが、入通院にかかる医療費で健康保険が適用となる分の自己負担額を助成します。
(病院での入院・通院・歯科診療・薬局調剤代など)
日高村不妊治療費等助成事業(日高村独自で実施)
不妊検査・不妊治療をうけられているご夫婦に対し、不妊治療費の一部を助成します。
日高村不育症治療費助成事業(日高村独自で実施)
不育症治療を受けられたご夫婦に対し、不育症治療費等の一部を助成します。
新生児聴覚検査
平成28年4月より、新生児を対象に耳の聞こえの検査(新生児聴覚検査)を公費負担で実施しています
子どもの定期予防接種
予防接種手帳交付
子どもの定期予防接種費用無料健康状態のよいときに受けましょう。予防接種は医療機関での接種になります。 母子健康手帳を持参してください。
対象年齢の接種期間に接種すれば、全て無料です。
子育てしていると、いろんな出費があるので、それを助成してくれるのはかなりありがたいですよね。
医療費の助成のために、住む場所を考えたりする人もいるようで、日高村の中学3年生まで対象というのはかなり大きいのではないでしょうか?
子ども向けのイベントもやっていて、2016年には山口ともさんの「ともともガラクタ音楽会」なんてイベントもやっていました。
【高知新聞11月11日の朝刊から】
【移動高知新聞 ふれあい高新in日高村】
がらくたから楽しい音色
山口ともさんが演奏会https://t.co/BIAIcn0N0W#高知新聞 pic.twitter.com/XFl6IDsISg— 高知新聞 (公式)Kochinews (@Kochi_news) November 11, 2016
山口ともさんは、『ともとも』の愛称で2003年から2006年まで、UAさんと一緒にNHK教育テレビ「ドレミノテレビ」に出演していた人なんですよ。

日高村が募集している地域おこし協力隊
2017年9月22日現在、日高村で募集している地域おこし協力隊は「シュガートマトの栽培」(1名)和紙産業の振興(1名)ふるさと納税の振興(1名) の3名。
申込受付期間は、2017年06月22日~2017年10月31日と来月締め切りになっていますね。
募集要項の内容を詳しく書いていきます。
お給料は?
給与・賃金等
月額 208,000円、賞与なし

福利厚生
住居については、村内物件を紹介します。
家賃の一部は手当として村が負担します。(月額3万円)
勤務時間
(1)勤務日 原則として月曜~金曜日までの週5日間
但し、業務内容により変更する場合もあります。その際は振替対応となります。
(2)勤務時間 原則として8時30分~17時(1日当たり7時間30分)
雇用形態・期間
(1)勤務日 原則として月曜~金曜日までの週5日間
但し、業務内容により変更する場合もあります。その際は振替対応となります。
(2)勤務時間 原則として8時30分~17時(1日当たり7時間30分)
募集対象
(1)平成29年4月1日現在の満年齢が20歳以上
概ね50歳未満の方で、下記のいずれにも該当する方
(2)3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎・山村・離島・半島等に該当しない市町村)
から転出し、日高村内に居住し、住民票の異動ができる方
(3)普通自動車運転免許(AT限定の方は要相談)を取得している方、又は取得見込の方
(4)日常的にパソコンを使用し、電子メール等情報の送受信ができる方
(5)住民と協調して集落や地域を元気にするために精力的に活動できる方
(6)協力隊員の期間終了後、日高村に定住し就業しようとする意志のある方
審査方法
(1)第1次選考
書類選考のうえ、結果を応募者に電話、文書等に通知します。
※提出書類(提出された書類は返却しません)
協力隊の情報はこちら↓
気になる人はお試し滞在してみよう
移住や地域おこし協力隊になることを考えている人は、格安で借りられるお試し滞在住宅がありますよ。
1週間5000円という感じですね。
生活に必要な電化製品もついているし、インターネット回線と布団があるのはいいですね。
高知県内にある、別のお試し滞在住宅に泊まった人は、布団がなかったようで、レンタルしたり自分で持ってきたりしていました。
車があれば布団も持ってこれるけど、飛行機や公共交通機関できたら持ってこれないですよね。
村内無料電話もおもしろそうですね。
もちろん村内に無料で電話をかけれるんですが、おそらくこれは村内放送が聞けるので、日高村をより身近に感じられるはずです。
僕が移住した本山町は、光回線をひいたら、町内無料電話と町内放送のスピーカーがセットでついてきたんですが、「9月23日は運動会です。見に来てください」なんて小学生のアナウンスがあったり、「○○を植える季節になりました」なんて農家向けのアドバイスがあったりとおもしろいですよ。
ちゅんすけの日高村の感想
僕が日高村に対して感じている思いは、『おもしろいことをやろうとしてがんばっている村』
オムライス街道を代表に、いろんなことを積極的にやっていこうとする姿勢が見えます。
移住促進をがんばっている
日高村は、移住に対して力を入れていて『高知県日高村移住促進プロジェクト』なるホームページを作っています。

かなり見やすいサイトで、この記事を書くときにかなり参考にさせてもらいました。
ここまで広報活動できている地域は、高知の中でもほとんどないと思います。
移住や地域おこし協力隊に参加を考えている人は、絶対に見たほうがいいですよ。→高知県日高村移住促進プロジェクト
新しいものを作ろうとがんばっている
僕がおどろいたのは、日高村でチョコレートを作っていること。
![]() |
|
生姜や焼酎などが練りこまれたチョコレートや、トリュフなどもあり、口当たりがなめらかでおいしいんですよ。

ふるさと納税の返礼品にもなっているので、ふるさと納税振興の協力隊に応募する人は、携わることがあるかもしれませんね。
知られていない魅力もまだあります
日高村では『霧山茶』というお茶も作っていたりと、まだまだ世にしられていない特産品はきっとまだあります。
そういったものを見つけ出していくのは楽しいでしょうねぇ。
まとめ
全国的にも注目されているシュガートマトの栽培といった農業だけでなく、ふるさと納税や和紙産業の振興と、日高村は幅広く地域おこし協力隊を募集していますね。
お試し滞在住宅を利用することで、自分が日高村で住んでいけるかある程度知ることができるので、興味があるひとはまず行動してみては?

日高村地域おこし協力隊のFacebookは→こちら