ゴールデンウィーク2日目は、ツイッターで知り合った2歳児ママと遊びました!
私より10歳ほど若いのに考え方が似ていて、とても楽しい時間を過ごせました。
そして、4歳ムスメと2歳の女の子が仲良く遊ぶ姿に、ちゃちゃこおかあ感動!!!
ほんの少し前までムスメも話の通じない2歳児だったのになぁと思い、感慨深くなりました。
今になって改めて、イヤイヤ期にどう対処したらいいのかを、今悩んでいるお母さんに届いたらいいなと思ってまとめてみます。
この本を読み返したら、今は意識せずに実行できてることが多くてよかった。この本を「子育て家庭の必須の読みもの」にしたら悩むお母さんも減ると思うし、周りの人もあたたかい目で見守れるようになれるのになぁ。
叱ること、しつけ=子育てではない
この本の、最初に書かれていることを抜粋します。
大人の都合のいいようにしつけようといった意図のもとに、子どもの行動にいちいちダメ出しをしていくと、大人のいうことを結果的に聞かなくなるので、かえって大人の気に障る行動が増えてしまうのです。
私が子どもだったらいちいち注意されたら、嫌ですもん。「しつけ」という名のもとに、ダメ出しばかりの支配的な親にはなりたくなりません。
ではどうしたらいいのか。それがわからなくて途方にくれていました。
それが、この本にははっきりと書いてくれていました。
「親子の間の感情の共感性を培い、伸ばしていく『心のパイプ』が大事」
具体的にどういうことかというと、大人の気持ちを伝えるということです。
「ダメっ」「危ないっ」といった制止の言葉ではなく、「そういうことしたらママ困るな」「悲しいな」という気持ちや表情を示す。そして「楽しいね」「嬉しいね」というプラスの感情も伝え、共感し合い、心のパイプをつなげていく。
「大好きなお母さんがしてほしくないと思っているのだ」と子どもが感じて、結果的にそれをしなくなる。
これを読んで、こういう対処法があるんだなぁと驚きました。
私はこれを根気強く続けました。凄く面倒なことでもありましたし、そうできずに、ただ怒ることもありました。なかなかすぐには伝わりませんでしたね。けれども今はムスメと「心のパイプ」がつながったと確信しています。「支配」でもなく「甘やかし」でもなく、「共感」という絆が結ばれていいます。
このとき、忘れてはならない大事なことがふたつあります。
・「子どもを信じて待つ」大人が気持ちをのせた言葉を子どもに伝えたら、結果を急いで求めてはなりません。子どもは言葉を理解してそれを行動に反映させるまでに、どうしても時間がかかってしまうものなのです。それを待てないで言葉でたたみかけてしまうと過干渉を招いてしまいます。
・「認める」じっと見守っているうちに子どもがそれを理解でき、その行動をやめたとしたら、しっかり認めて「ちゃんとわかってくれてありがとう」とというフィードバックを与えていく。
まず一つめの「待つ」という行動。
はっきり言ってそれが一番難しい。母親自身が「待つ」というゆとりを持つことが本当に大変なことですよね。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」 (PHP文庫)
須賀 義一 PHP研究所 2015-01-07
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お母さんのケアが一番大事
大事なことさえ押さえておけば、小さなことは気にならない
かき氷を一緒に食べたんやけど、洋服をどろどろに汚しながら食べても、注意せずに好きなようにさせてた。「着替えある?」って聞いたら「ないけど、帰ったらすぐお風呂に入るから大丈夫!」って言っててすがすがしかったなぁ。イヤイヤ期で大変って言ってたけど、あの明るさと子どもを信じる力があれば、あっという間に乗り越えられそう。
イヤイヤ期はやり過ごすしかない
この本の最後のほうに、以下のようにあります。
イヤイヤ期の頃、子どもによってはその対応はものすごく大変です。ただでさえ大変なのに、そこで「○○してはならない」や「○○すべき」というさまざまな制約をつけてしまったら、どうでしょう?
子育てを投げ出したくもなります。投げ出せる人ならば実はいいのかもしれません。真面目な人はそれで気に病むあまり、育児ノイローゼや虐待になったり、自己の自信喪失につながってしまったり、ーーー中略ーーー
そんな風になってしまうくらいならば、子育ての本当に大変な時期や、一筋縄ではいかないときなど、とりあえずある意味では子育ての手抜きをして「乗り切ってしまう」ということがあってもいいと思うのです。
私自身も「寝る前には絶対歯磨きをしなくちゃいけない」「10時までにはぐっすり眠らせないといけない」などを毎日絶対に守らなければいけないと思えば思うほど、イライラが募るばかりでした。
「多少は適当でいいじゃない!」と開き直ってから楽になりました。
世間で言われているいいとされていることよりも大切なのは、「母親がストレスを感じすぎないこと」です。
イヤイヤ期は本当に大変で、母親として大きな壁にぶつかるときですが、自分を責めずになんとかやり過ごしましょう!
まとめ
遊びに忙しいムスメ、しばし待つ。
あんなに大変だったことも、ムスメはすっかり忘れています。
けれど、あの頃があったから今大人の話が聞ける、自分の言いたいことが言える「心のパイプ」ができました。
とても大変な時期ですが、そのときに子どもを受けとめられたら、意思の疎通ができる親子になれますよ。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」 (PHP文庫)
須賀 義一 PHP研究所 2015-01-07
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保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」 (PHP文庫)
須賀 義一 PHP研究所 2016-01-04
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