リニューアルした足摺海洋館 SATOUMIに行きました
2020年7月18日に、高知県土佐清水市にオープンした水族館『足摺海洋館 SATOUMI』に行ってきました。
大規模な水族館ではありませんでしたが、ずーっと見ていたくなるような展示が多くて、年間パスポートが欲しくなるくらい気に入りました。
- SATOUMIにはどんな展示があるか
- SATOUMIには飲食できるお店はあるの?
- お土産はどんな感じ?
など、7歳の娘と3歳の息子を連れて行ったSATOUMIのレビューをします。
目次
SATOUMIとは?
足摺海洋館 SATOUMIは、ホームページ上では『新足摺海洋館』と書いてあるように、以前あった足摺海洋館が移転オープンした水族館です。
足摺の山から始まり、足摺の海、外洋というように水の流れに沿って、そこに住む生物を展示しているのが特徴。
ちなみに、旧足摺海洋館も2020年8月時点では取り壊されておらず、見ることができました。
SATOUMIの展示を写真付きで紹介
足摺の原生林エリア
一番初めは、足摺の原生林をイメージした展示。
原生林エリアは1階と2階に展示されていて、
1階は原生林エリアの水辺
2階は原生林エリアの水の中
といった感じで展示されています。
1階には土佐清水市の天然記念物『トサシミズサンショウウオ』という、珍しいサンショウウオがいました。
奥のほうには滝があって、暑い時期に行ったので涼むのにちょうどいい感じ。
他にもカエルなどの展示もあったのですが、3歳の息子は展示室が暗くて怖かったのか「別のところに行きたい~」と言ったので、後ろ髪を引かれながらも後にしました。
2階へは、エスカレーターやエレベーターで行くことができます。
アメゴなどの川魚の展示などがあるのですが、2階で特に目を引くのがユーラシアカワウソのリクとカイ。
2匹ともかなり活発で、水中をグルグル泳いでみたり、じゃれ合ってケンカをしたりと見ていて飽きません。
人懐っこく、自分の前に来てくれるような感じで、すごく愛嬌もあります。
嫁はよほどカワウソが気に入ったのか、そこからなかなか離れず、離れてもカワウソを見に何度も戻っていました。
足摺の海・竜串湾
川エリアの次は、海の生き物をメインとしたエリアとなります。
一番初めに見えるのは、アカウミガメとアオウミガメといったカメのいる水槽。
こちらのカメも、なかなか愛嬌よし。
ゆーったり水槽の中を遊泳しているカメを見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
撮り方によっては、空中を泳いでいるようなカメの写真を撮れるようですよ。
カメの水槽の横には、外の展望デッキにでられる扉があります。
展望デッキにはテーブルが2台あって休憩できるので、疲れたらココで休むのもおすすめ。
2周目に展望デッキで休んだので、息子はお土産コーナーで買ったおもちゃで遊んでいます。
海上・海中が見れる『竜串湾大水槽』
ウミガメエリアを少し進むと、竜串湾をイメージした大きな水槽があります。
なんと、この水槽は2階と1階で違う風景が見ることができます。
2階からは、竜串湾の海上を見ることができ、独特の地形が印象的。
海上といっても、海の中も見ることができ、浅瀬まで来てくれた魚や、深いところにいる魚も確認できました。
行ったときは、コロナ対策のため遊ぶことはできませんでしたが、タッチングプールもあります。
子どもたちは、タッチングプールが大好物なので、早く使えるようになるといいな。
竜串湾大水槽を1階から見るとこんな感じ。
水槽の前の壁際には、ベンチがあるので座ってゆっくり見ることもできます。
圧巻、約1万匹のイワシ
大水槽も見ごたえがあるのですが、この水槽もすごい。
1方向に泳ぎ続けるイワシの習性がよくわかる展示で、約1万匹もいるイワシが1方向に回り続ける光景は圧巻。
よく見ると、たまに数匹逆走するイワシもたまにいるので探してみてください。
小さい水槽での展示も
小さい円柱の水槽もたくさんあり、足摺の海にいる魚などが展示されていました。
SATOUMIの記念撮影ポイントはココ
竜串湾大水槽の1階部分も、集合写真や子どもの写真を撮るのに最適ですが、僕個人的には外洋水槽が記念撮影におすすめ。
竜串湾大水槽と違い、岩などの邪魔なものがないのでシンプルに魚との写真が撮れるし、光が射しているのもいい感じかと。
1つ注意点なのですが、外洋水槽の前はスペースが狭い(通路しかない感じ)なので、人通りが少ないときにしか写真が撮りづらいです。
朝一で行く場合、いい写真が撮りたい人は先に外洋水槽にいって写真を撮ったほうがいいかもしれません。
ウミウシやクラゲもたくさん
宝石のようなクラゲやウミウシも、いろんな種類が展示されていました。
最後は、深海にいる生き物が展示されていました。
深海エリアの先は行き止まりかと思って迷ったんですが、突き当りが大きな自動ドアで近づくと開いてちょっとびっくりしました。
SATOUMIのお土産コーナー
SATOUMIのお土産コーナーは、思ったよりこじんまりしていました。
「SATOUMにしかないお土産ってあるのか?」と、不安になったのですがSATOUMオリジナルお土産もあったので一安心。
我が家は、SATOUMオリジナル商品はTシャツを息子に買いました。
他にはオリジナルデザインのケースに入ったフリスクや、お菓子などのSATOUMI限定のお土産が売られていました。
ちなみに、SATOUMIは2020年9月現在、高知で唯一すみっコぐらし×水族館の商品の扱いがある水族館ですよ~。
SATOUMIで食事で食事はできるの?飲食店は?
SATOUMI内には、CURRENTというカフェがあり軽食は食べることができます。
ホットサンドやソフトクリーム、ドリンクがメインといった感じなので、ガッツリ食べたい人や土佐清水らしいものを食べたい人は、別を探した方がいいでしょう。
ただ、SATOUMI周辺で飲食店を探してみたのですが、僕的には良さげなお店がみつかりませんでした。
一番近くだと、車で15分くらい行けば土佐清水市街があるので、そこまで行けばいい飲食店に出会えるはず。
僕は今まで、
おいしい魚などが食べれる『お食事処あしずり』
土佐清水の名物『ペラ焼(お好み焼みたいな食べ物)』の有名店『にしむら』
などで食べたのですが、どれも美味しかったです。
土佐清水の市街は、おいしい飲食店が多いので探してみればきっといろんなお店がヒットしますよ。
SATOUM 入館料
小人:600円
(小~高校生)
※未就学児無料
大人:1700円
小人:850円
(小~高校生)
近隣にある観光施設のグラスボートや足摺海洋館も利用できる、お得なセット券も販売しています。
海洋館 + 海底館 + グラスボート 2,500円
海洋館 + 海底館 1,500円
海洋館 + グラスボート 2,000円
海底館 + グラスボート 1,800円
中高生
海洋館 + 海底館 + グラスボート 1,800円
海洋館 + 海底館 750円
海洋館 + グラスボート 1,600円
海底館 + グラスボート 1,400円
小学生
海洋館 + 海底館 + グラスボート 1,250円
海洋館 + 海底館 750円
海洋館 + グラスボート 1,000円
海底館 + グラスボート 900円
購入日のみしか利用できないので、複数の施設のまわるには早い時間帯に行くようにしましょう。
我が家は、SATOUMIと足摺海底館に行く予定だったのですが、夕方3時ごろと両方行くとゆっくり見れない時間だったので、セット券を買うのを断念しました。
SATOUM 場所
〒787-0450
住所:高知県土佐清水市三崎 字今芝 4032【地図】
SATOUM 駐車場
SATOUMIの駐車場は、2020年8月時点ではSATOUMIの施設の道路を挟んだ向かい側と、西に少し進んだ海底館(閉館しています)という建物近くにある2か所です。
我が家は、駐車場がわからずにズルズル海底館側に置いたのですが、SATOUMIに行くまでのルートがまだ工事中なこともあり、かなり遠くて疲れました。
SATOUMI 営業時間 休館日
SATOUMI 営業時間
9:00~17:00
SATOUMI 休館日
休館日なし
年間パスポートが欲しくなるくらい気に入りました
SATOUMIには、イルカのショーはありません。
施設の規模も、メジャーな水族館と比べても半分以下です。
こじんまりとした水族館ですが、展示の仕方も上手だし、超個人的な感覚ですが生き物たちも愛嬌が良くて見ごたえがありました。
カワウソと竜串湾大水槽の波に、心を鷲掴みにされたので、年間パスポート購入がチラチラ頭をかすめるレベルで気になっています。