先日、稲刈りのお手伝いに行ったんですが、ぬかるみに何度も足をとられ、数時間後には立つのが困難なほど足の甲に激痛を感じる事態に見舞われました。
ぬかるみから足を引き抜くときに、何度も強引に引っ張ったので軽い脱臼や捻挫のような症状になったのだと思います。
翌日の朝には痛みも引いたんですが、「もうあんな痛い目にあいたくない」と思い、ぬかるみ対策を調べていたら『田靴』という田んぼ用の長靴があるじゃないですか!
これから稲刈りにいくあなた!!田植えに行くあなた!!
歩けなくならないために、普通の長靴ではなく田んぼ用の長靴を履いていくことをおすすめします!!
2000円くらいのお手頃田靴やオシャレな田靴、農家さんがおすすめしている田靴などまとめました。
目次
この長靴で田んぼに入りました
田んぼに入って足を痛めた時に履いていたのは、コメリで1000円ほどで買った長靴です。
農作業に向いているような長靴だと思ったのですが、ぬかるんだ田んぼで作業するには、これくらいの長靴では対処できませんでした。
田んぼ用の長靴は普通の長靴と何が違う?
田靴と長靴は何が違うのか。
ぬかるみで、どういう威力を発揮するのか説明します。
1、しっかり足にフィットする
田んぼ用長靴は、履きづらささえ覚えるほど、足に密着します。
僕がコメリで買った長靴は、かなりガバガバ。
ぬかるみにはまり足を引き抜くときは、力が上手に伝わってなかったので無駄に力を使うし、長靴が脱げる心配もあったので100%力を入れることができなかったんですよね。
足にぴったり密着していると、ぬかるみでも軽快に歩けそうです。
フィット感が高いため、口コミを見てみると1つ大きいサイズを買うことをすすめているものが多いので、購入の際には気をつけたほうがよさそうです。
2、泥が内部に入りづらい
泥が長靴の中に入ると、足を抜くのがより困難になるので対策がされています。
田んぼ用長靴は、吐き口がゴム状になっていて絞られるようになっていて、普通の長靴より長く作られています。
3、丈夫
長靴を履きつぶすまで履いたことがないので想像できませんが、安い長靴だと数ヶ月で朽ちてしまうようですね。
その点、田んぼ用長靴は丈夫なので長持ちします。
以上3点が田んぼ用長靴の特徴です。
お手軽入門モデル 軽快ソフトみのる君
サイズによって値段は違いますが、2000円ほどで買え、初めての田んぼ用長靴にぴったりなタイプです。
指先がわかれたタイプの田物もあります。
口コミもいいですね。
●指付きなので田んぼの中での体重移動が楽です。ふくらはぎが太めの私ですが、スムーズに履けました。脱ぐ際は、地下足袋のあの困難さを考えると楽勝!です。もっと早く購入すればよかった!!
●田植えは初めての経験でしたが、使いやすい靴ですね。脱げないし、泥のヌカリから足を引き抜きやすいです。
●期待どうりの品物でした。とても履きやすく快適です。価格も手ごろでした。
グッドデザイン賞受賞 らくらく長靴大地
足首部分にベルトがついているので、フィット感を重視した田靴です。
サイズもほかではあまり見かけない、29cmまでありますよ。
値段は4000円前後で、少し高いですが、たためるので持ち運びにとても便利です。
口コミもいいですね。
●柔らかく、小さくたたんでリュックに入れても普通の長靴よりかさばりません。靴底はたためませんが。それでも十分です。
●作業後、乾かすのに自立するので、良いです。かかとの踏みしめで脱ぎやすいです。
●履き心地、強度、ゴムの耐久性など、良い。思っていた以上にしっかりした商品だと思う。
調節ができる 年中快適長靴 隼人(はやと)
吐き口に、フィット感を調節できるベルトがついていて、好きなフィット感に調節することができます。
きつすぎるのが嫌な人は、自分で調節できるのでいいですね。
口コミは賛否がありますね。
●ゆったりしたサイズを購入したからかもしれませんが、作業中に圧迫され続けられるのはわたしとしては苦痛を感じるほうなのでゆったりしているところが良かったです。全体的なつくりもややしっかりしているほうだと思います。
●ほぼ毎日長時間の作業で履いている為、耐久性は、穴を開けてしまわなければ1年に1足という感じです。冬場はモコモコ靴下であれば、かじかむことがなかったです。
●軽くて履き心地も良いのですが、地面が濡れていると横方向に滑ります、ちょっとした湿り気でもよく滑ります。
丈夫で軽い 野鳥の会バードウォッチング長靴
僕が行った稲刈りで、実際に履いている人が多かったのがバードウォッチング長靴。
田靴ではないのですが、軽くて丈夫なので履きやすいようです。
デザインがおしゃれなのがいいですね。
日常づかいもできそうなレベルなので、田靴として数回しか使わない場合でも、役に立つ場面は多そう。
田靴として使っている口コミはなかったので、口コミは省略しますが、おしゃれも実用性も重視したい人におすすめです。
おしゃれ重視 グリーンマスター
こちらも田靴ではないのですが、デザインと素材にかなりひかれました。農作業用の長靴です。
素材は胴体部分がウェットスーツなどにも用いられるSBR (スチレン・ブタジエンラバー) なので、履きごごちがよさそうです。
デザインも、迷彩柄など8種類あります。
農作業用で、滑り止めもついているので、田んぼでも使えます。
フィット感とデザインを重視する方におすすめです。
現役農家さんおすすめ ノーカーズPVC田植え長靴
現役農家さんがこんなコメントをくれました。
愛媛で農家をやってます。
ご紹介の長靴、ほとんど履いてますが、こちらもオススメです。価格も手頃で丈夫で楽ですよ。 pic.twitter.com/2p7dpDUsrA— にゃおみ♪ (@chattyhana) 2017年11月22日
現役農家さんが言うなら信頼度は高いですね。安くて丈夫は最強!!!
ノーカーズが安くて最強!
初めての稲刈りのお手伝いは、安いホームセンターの長靴だったので、足をとられて思い通りに動けず苦い思いをしました。
機械を扱うこともあるので、操作に慣れていない上に、足をぬかるみにとられていたら大怪我する可能性もでてきますね。
ボクみたいに足を痛めない為にも、ぬかるみに強い長靴は必須。
稲刈り初心者のかたにはまずはお手頃な、軽快ソフトみのる君がおすすめです。
いや、現役農家さんがおすすめしてくれた「ノーカーズ」に決まり!
ザ・長靴というデザインだけど、田植え用なので足をとられることなく田んぼで作業ができるに違いない!!
子連れで畑仕事するならおんぶ紐
どうしても、小さい子供を連れて畑仕事をするなら、昔ながらのおんぶ紐もまだ売られていますよ。
実際に、昔ながらの抱っこ紐を使って家事をしてみた記事はコチラです↓