5年くらい前に買った掃除機が壊れたので、買い替えるためにヤマダ電機に行きました。
軽い気持ちで見に行ったんですが、機能や値段帯などほんといろんな種類の掃除機がありますね。
「この掃除機どうかな?」「○○がよくないね」など、1時間くらい掃除機を見ていると、自分にとって『掃除機に必要な機能』がだんだんとわかってきました。
僕が掃除機に求めているのは、
『吸引力』『手入れのしやすさ』の2点が満足度が高く、
そのうえで『2万5千円以下で抑えたい』というもの。
紙パック式だと、紙パックを買いに行くのが面倒だし、コストもかかるのでサイクロン掃除機というのも絶対条件です。
『どうしても掃除機が欲しいモード』になっていて、展示品でいい感じのがあったので買って帰りましたが、ネットで調べてみると2万円くらいでいい掃除機が売ってるじゃないですか!!
というわけで、『吸引力が強くて』『手入れのしやすい』『2万円台』のおすすめのキャニスタータイプのサイクロン掃除機と、どういったポイントを見て掃除機を買えばいいのかをまとめました。

※2019年10月12日追記
記事を公開してから5ヵ月ぶりに確信してみたら、一番おススメの掃除を見てみると完売。
増税前の駆け込み需要で売れたのかもしれませんが、ピンときたらすぐに買っておかないと古い型の掃除機はなくなる可能性が高いということを学びました。
目次
1、掃除機を選ぶポイント 価格
掃除機は、高いものだと7万も8万もするものがあるんですが、僕が掃除機にかけれる金額は高くて3万円くらいです。
あわよくば、2万円くらいでいいのがあれば最高!
高くて良いものを長く使うというよりは、
ちょうどいい機能の手ごろな価格のものを、壊れたらもしくは飽きてきたら買い替えるくらいが好きなんですよ。
今回壊れた掃除機は、ヘッドのブラシ部分がちょっと剥げてきて、まだ使えるといえば使えるんですが、飽きてきたのもあって買い替えた感じです。
ちなみに、ヘッド部分だけ買うとなると、1万円くらいすることもあるので、『良いものを長く』といっても維持費がかかっちゃいますね。
なので僕は、
『2万円の掃除機を中期で買い替える』
というサイクルが一番しっくりきます。
2、掃除機を選ぶポイント 吸引力
安いことももちろん大事ですが、ゴミを吸わなければ掃除機を買う意味がありません。
掃除機の吸引力を簡単に知る方法
実際に店舗に行けば、掃除機を使って吸引力を確かめれるんですが、行くのが面倒だったり店舗に置いていない機種もありますよね。
店舗に行ったとしても、気になる掃除機をすべて使うのも結構時間がかかります。
そんなときにチェックするのが『吸引仕事率(単位はW)』
簡単に言えば、掃除機にどれだけ吸引力があるか表す数値で、数値が高ければ高いほどよく吸うということです。
ダ〇ソンなど、海外メーカーの掃除機は吸引仕事率が明記されていないものもありますが、日本メーカーだとカタログやメーカーのHPを見れば、載っていることが多いです。
もちろん、吸引仕事率が高ければ高いほどいいんですが、上を見だすと値段も高くなってしまいます。
今まで買った掃除機の満足度から言うと、『仕事吸引率は200Wほどあればよく吸うレベル』と僕は思っています。
掃除機のヘッド選びも重要なポイント
ゴミをたくさん吸いたいなら、掃除機のヘッド選びも重要です。
「同じメーカーの似たような掃除機でも、全然値段が違うけど何がちがうの?」と思ったら、ヘッドが違うことが多いですね。
ヘッドの違いは、大きく分けて4種類。
ヘッドの種類 | 自走式ヘッド | パワーヘッド | タービンブラシ | 床ブラシ |
特徴 | ブラシがモーターの力で回り少しの力で前へ進む | ブラシがモーターの力で回る | ブラシが空気を吸い込む力で回る | ブラシがついていない |
埃を掻き出す力 | 強い | > | > | 弱い |
価格 | 高い | > | > | 安い |
特にカーペットや畳を掃除するとき違いが出てきて、一番いいのは自走式ヘッドです。
少しでも安く買いたい場合でも、最低パワーヘッドを買うことがおすすめ。
自走式からは劣るとはいえ、10年近く僕はパワーヘッドを使っていますが十分に満足しています。
タービンブラシになると、カーペットや畳の掃除は心もとないので、ヘッドを選ぶなら『パワーヘッド以上』基準にしてみてください。

3、掃除機を選ぶポイント 手入れのしやすさ
長く使っていると、じわじわと響いてくるのが『手入れのしやすさ』です。
手入れのしやすさには『ゴミの捨てやすさ』と『ダストカップの掃除のしやすさ』の、2つのチェックポイントがあります。
ゴミが捨てやすい掃除機
ダストカップに溜まった『ゴミの捨てやすさ』は、使用する頻度が多いのでここを間違えるとかなりツラい。
僕の理想の『ゴミの捨てやすさ』は
- 持ち上げるだけで本体からダストカップが取れて
- ワンタッチでダストカップの蓋が開いて
- ダストカップの内のゴミが飛び散らずに捨てれる
これくらいは当たり前だと思っていたんですが、お手軽な機種だと求めているゴミの捨てやすさを実現した掃除機は少なかったです。
ダストカップ取るときに、ひねってからでないと外れなかったり
ダストカップの蓋は、片手でボタンを押して片手で蓋を取る
など、ちょっと手間のかかるものが多かったです。
掃除の成果を確かめるため、こまめにゴミは捨てたいので、ちょっとした手間でもストレスになっちゃいます。
手入れがしやすい掃除機
あなたは、サイクロン掃除機と聞いてどんな掃除機をイメージしますか?
ほとんどの人が、ダイソンのサイクロン掃除機を思い浮かべるのではないでしょうか。
僕も、サイクロン掃除機といえば、ダイソンのサイクロン掃除機のようなもののことを言うのだと思っていました。
が、僕のイメージしているサイクロン掃除機とは、全く違う掃除機が『サイクロン掃除機』として売られているんです。
僕はこの掃除機を『エセサイクロン』と呼んでいるんですが、エセサイクロンはめちゃくちゃ手入れがしづらいんで、絶対に買わないほうがいい!
8年くらい前に、僕が使っていた東芝のサイクロン掃除機がエセサイクロンはだったんですが、ほんとめんどくさかったです。
エセサイクロンの一番ダメなところは、吸った埃をフィルターで受け止めること。
重いゴミはフィルターに引っ付くことはないんですが、綿埃とかの軽いゴミがちょっと掃除しただけで、ビシッとフィルターに張り付いてしまうんです。
フィルターに張り付いたゴミは、取りづらいうえに頻繁に取らないといけないから、掃除するハードルが上がっちゃいます。
現行の機種だと、三菱の『TC-EJ1J』などはエセサイクロンタイプなので、どんなのか気になる人はメーカーのサイトで見てみてください。

手入れがしやすいのは、遠心分離で埃と排気を分けるタイプ。
軽いゴミも、ダストカップの下の方に溜まり捨てるのが簡単です。
『ダストカップが円柱だと遠心分離のサイクロン掃除機』というのが、僕がざっくり手入れがしやすい掃除機を見分ける方法の1つです。
遠心分離タイプのサイクロン掃除機でも、粉のような粒子の小さいゴミは、ダストカップやフィルターに付いてしまいます。
そうなると吸引力が落ちてくるので、たまにダストカップを水洗いも必要。
少しでもダストカップが分解しやすかったり、作りがシンプルなものが楽ですが、頻度が少ないので優先順位はあまり高くしなくてもいいですよ。

以上、『金額』『吸引力』『手入れのしやすさ』の3つが、サイクロン掃除機を選ぶとき僕がチェックしているポイントでした。
次は、その3つを満たしてくれる掃除機を紹介しますね。
2万円で買える最強サイクロン掃除機 日立 CV-SD300
※残念ながらこのモデルは完売していました。
吸引力とコスパが最強なのは、間違いなく日立『CV-SD300』
2016年に発売された旧型ということもあり、約2万円で買えてしまいます。
旧型といえ、
- 吸引仕事率:410w
- 自走式ヘッド
と、性能はかなりいい。
現行の後継機『CV-SE300』と比べても、大きな違いは見当たりませんでした。
ヘッドを踏んで手元のレバーを操作するだけで、パイプの長さを変えれるなど、使い勝手もよさそうです。
唯一残念なのが、ダストカップを本体から外すときに、ボタンを押して固定部分を外した後、本体を押さえてダストカップを取り外さなければいけないこと。
でも、小さい子どもがいる場合は、ダストカップが簡単に外せたら、掃除中に引き抜かれて吸ったゴミが舞い上がる可能性もあるので、メリットとも言えますね。
メーカー的には『約1ヵ月ゴミ捨て不要』とうたっているので、ダストカップの取りづらさはあまりストレスにならないのかもしれません。
そう考えれば、めっちゃよく思えてきたぞ。
使いやすさ重視のサイクロン掃除機 シャープ EC-G8X
僕が買ったのが、シャープの『EC-G8X』

展示品限りだったので、2万4千円くらいで買えたんですが、ネットだと同じ値段で新品が買えましたね…
※久しぶりに見てみると、16500円とかなり値段が安くなってました
細かいところで使い勝手がいい機種です。
上に引くだけでダストカップが外れるし、ダストカップのパーツが少ないので、分解して水洗いするのも簡単そうです。
以前使っていたシャープの機種は、フィルターが扇子のようになっていて水洗いが大変だったんですが、EC-G8Xでは洗いづらそうなパーツがなくてうれしい。
ゴミを捨てるときにワンタッチではなく、スイッチをスライドさせるのがちょっと手間ですが、今のところストレスにはなっていません。
ヘッドは自走式で、壁際の埃を取りやすいパーツがついていたり、床の菌が拭き取れるレベルのヘッドブラシがついていたりと、質のいいですね。
布団に掃除機をかけたいので、布団用のヘッドがついているのも地味にうれしい。
壁際の埃取りパーツや、菌が取れるレベルのヘッドブラシが付いていないタイプのサイクロン掃除機だと、2万円以下で買えます。
2万5千円以下で買えるサイクロン掃除を探して、ほんとに自分も買いたい2機種をピックアップしました。
僕が買ったシャープのEC-G8Xもいいんですが、日立のCV-SD300にも強烈にひかれてしまいます。
ほぼ2万円で買えるのに、吸引仕事率が400wもあるサイクロン掃除はすごいですねぇ。

今度掃除機を買うときは、お店に行って衝動買いするんじゃなくて、欲しくなり始めたころに早めにネットで調べて買うぞ!!