周りを山に囲まれた高知県本山町の1軒家に引っ越して1年。
ついに、我が家に『ネズミ』があらわれました。
うちに住みついたのは、どうやら1匹。
悪さをしなければ気にしないんですが、
『汚い』
『食べ物を食い荒らす』
『電気の配線をかじる』
と、放置しておくときっと後々めんどうなことになる!
我が家には、1才の息子もいるので、フンをつまんで食べる可能性もあるんですよね。

『自作の罠』⇒『粘着シート』⇒『毒餌』と、3カ月の攻防戦を繰り返しやっと退治できました。
最終的に、ネズミを退治したのは『毒餌』
その名も「スーパーラット・バスター」
仕掛けた当日に餌がなくなり、2日後に見事ご臨終されていました。
毒餌以外の罠ではどうして退治できなかったのか、3カ月のネズミとの戦いを分析していきたいと思います。
目次
ネズミによる我が家の被害
「ネズミがいるな」と感じたのは、1階の屋根裏で夜になると足音が聞こえ始めたから。
始めは、生活スペースに被害が見当たらなかったので、「いずれ出ていくかなぁ」と対策をしなかったんですが、徐々に被害が出始めました。
大量のフンが見つかる
まずネズミの気配があらわれたのは台所。
床やレンジの上などに、フンが1つほど落ちていることがありました。
「人の生活範囲内にも来てたのか・・・・・」と、それでもまだ深刻に考えてなかったんですが、見えずらいところがひどいことになっていました。
それは冷蔵庫と棚の上。
ふと棚の上にあるモノをとるため、椅子にのってみると大量のフンが。
棚の横にある冷蔵庫の上も、棚の上以上の惨劇が繰り広げられていました。
冷蔵庫の上は温かいし、棚の上はいろんなものを置いているので隠れやすかったんだろうな。
そのままにしておけないので、掃除して取り除いたけど、大量のフンを片付ける精神的ストレスが半端なかったです。

ついにネズミに対する闘争心がマックスになりました。
ガスコンロが壊れる
それから数日たった朝、コーヒーを淹れるため、お湯を沸かそうとすると・・・・
「あれ、途中で火が消える」
火はつくんですが、すぐにピーピーっと警告音がなり、火が消える状態に。
ネズミが安全装置の配線をかじって断線したようです。
修理に出すと新品買うのの半分くらい費用がかかるので、買い替えるハメになりました。
目に見えるところでの被害だったのでよかったんですが、これが天井裏とかで電気ケーブル噛みちぎられてたら最悪だったな。
ネズミの気配が気になって寝れない
大量のフンをされ、ガスコンロまで壊されたので、屋根裏を走るネズミの足音や台所の気配が気になり始めました。
被害を減らしたいので、台所で気配を感じれば追い払うため起きて、何度も見に行くハメに。
見に行ったときに何度かネズミと遭遇したんですが、人に会って警戒して出ていくこともありませんでした。
ネズミ退治に仕掛けた罠は3つ
ネズミが侵入となってそうな穴をふさいだり、台所への監視を強めたり、ソフトな対策をしたものの効果は出ず。
ついに積極的にネズミ対策をすることにしました。
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ペットボトルの自作罠を設置
お金をかけずに退治したかったので、一番初めに試したのはペットボトルとバケツで作る自作の罠。
“ネズミ 罠 自作”でいろいろ調べると、いくつか出てくるんですよね。
そのなかでも、作り方がわかりやすかった罠を採用しました。
- 500mlペットボトルの底とキャップの中心に穴を空ける
(穴は100均のドライバーセットに入っていた、とんがってるやつをガスコンロで炙って開けました。) - あけた穴に針金を通す
- バケツに針金を通したペットボトルを取り付ける
- ペットボトルに餌となるマーガリンを塗る
ざっくりとした説明なので、作ってみたい人はググて見てください。
マーガリンでネズミをおびき寄せ、ペットボトルにのったら回転してバケツの中にネズミが落ちるという仕掛けです。
ネズミが近づいている気配はあったんですが、捕獲はできませんでした。
1ヵ月半ほど設置して、自作の罠はあきらめました。
我が家ではネズミがつかまりませんでしたが、ちゃんと作れば機能しそうなので、工作が得意な人は自作罠はぜひ試してみてください。
ハンガーとペットボトルを使った罠は、お金もかからず効果が高そうでしたよ。
ネズミ退治にはやっぱ粘着シートでしょ
自作罠が僕には無理だったので、市販のネズミ対策を探して『粘着シート』を買いました。
粘着シートのいいところは「成果がわかること」
ネズミが粘着シートに張り付いているので、確実にやっつけたという安心感はありますね。
ただ「ネズミを見たくない」という人にはおススメできないので、この後紹介する毒餌がおすすめです。
粘着シートは、僕の実家でもネズミを何匹か捕まえた実績があり、これならいけるだろうと僕の中では終戦していました。
ネズミが通りそうな
『流し台の上』
『冷蔵庫の上』
『棚の上』
に、粘着シートを設置するも、3週間ほど待てでも成果は上がらず。
その間にも、ネズミは行動は積極的になり、お皿に乗り切らなくて台所に置いていた唐揚げを、ご飯が食べている数十分のうちに2個食べられていました。
もちろん、同じお皿に入っていた残りの唐揚げは食べる気になれず・・・・・・

「人間が活動している時間に出てくるので、警戒心が薄まってるぞ」と思い、残った唐揚げをエサに、周りを粘着シートで囲んでみると・・・・・・・・
唐揚げだけ見事に取られてる!!
粘着シートの上を通らなければならないはずなのに、つかまってないとはおかしい。

嫁は粘着シートに疑問をもってるものの、僕はあきらめることができず。
粘着シートに囲まれたところにパンを置いたりしましたが、エサだけが取られる結果になりました。
未だに、どうやってネズミが唐揚げを持っていったかは疑問です。
スーパーラットバスターを使ってみた感想
最終的にネズミを退治できたのは『毒餌』スーパーラットバスターです。
初めから毒餌にすればよかったんですが、使うのに躊躇していました。
今まで使ったことがないので、効果がほんとにあるのかという疑問と、屋根裏とか手の届かない場所で死なれたら処理はどうしようという問題。
腐敗臭がするけど、どこで死んでいるかわからないっていう状況は避けたかったんです。
でも、実家に帰った時に母から「動物って家の中で死なないで外に出ていくことが多いよ」ということを聞き、確かにそうだよなぁと思いました。
犬とか猫は、死ぬときは山に行くということを聞いたことあるし、実際そういうことを何度か体験しました。

「ネズミが家の中で死ぬかも」という不安を、完全に取り除くことはできませんでしたが、なるようになれとネットで探して毒餌を購入。
Amazonで評価がよかった『スーパーラットバスター』を買ってみました。

1袋で10~20匹も退治できるので、複数ネズミがいる場合も対処できるんだ。
ネズミの出入り口になっていそうな、穴の近くやレンジの裏などに7袋すべてを投下。

なんと、翌日には1袋がお持ち帰りされていました。
なくなっていたのは、外と家の中を隔てるためにつけられた、簡易的なドアのところに置いたエサ。
屋根裏とか床下から、こそこそ侵入してたんじゃなくて、王道な侵入口から入ってたんだね・・・・・
結果、エサがなくなった翌日から、ネズミの足跡は聞こえなくなり、長い戦いに終止符がうたれました。
ネズミの死骸を庭で発見
一番心配していた『ネズミはどこで死んでいるのか問題』は、案外あっけなく解消されました。
庭の草むしりをいて、最後の見回りをしていたら、ネズミの死骸を発見。
どこで死んでいるかもわかり、やっと我が家に平穏が訪れました。

ネズミがいなくなって2ヵ月ほど経ちましたが、屋根裏で足音は聞こえないので、我が家にいたのはあの1匹だけだったようです。
次回はすぐに毒餌スーパーラットバスターを使おう
3か月にわたり、3つの罠でネズミと戦った結果、我が家がネズミを退治したのは『毒餌』でした。
どこで死ぬかわからないというデメリットはありますが、うまく外で死んでくれたし、即効性があったので大満足です。
ネズミは頭がいいから、毒餌なんて食べないだろうと思ってたんですが、意外と食べるものなんですね。
長期間ネズミがいるとストレスになるので、もし次にネズミが現れたら速攻でスーパーラットバスターを投下しようと思います。