シミ、毛穴の開き対策ができる美容液メラノCC Men
40歳超えたことろから、シミが少しずつ目立ってきて気になり始めたので、シミ対策の美容液ロート製薬の『メラノCC Men』を買ってみました。

ニキビを防ぐ
1本で約半年も使える高いコスパ
メラノCCの美容液は、SNSでも度々バズっているスキンケア用品で、男性向けに発売されたのが『メラノCC Men』です。
いままで使ったスキンケア用品で、ビタミンCに特化したものを使ったことがないので、かなり期待をして買ってみました。
42歳の目元のシミが気になり始めた男性が、メラノCC Menを実際に使ってみて感じたことを書いてみたいと思います。

目次
メラノCC Men 成分

【その他成分】ビタミンCテトライソパルミテート、ビタミンE、アルピニアカツマダイ種子エキス、セリン、BG、1,3-プロパンジオール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、PG、PEG-8、DPG、無水エタノール、ピロ亜硫酸Na、POE水添ヒマシ油、香料
内容量は20mlで、1回4~5滴使用した場合は、使いきるのに約5~6ヵ月ほど。
内容量は少ないのに、半年くらい使えるとはかなりコスパいいですね。
ちなみに5滴くらいの量だと、僕の顔だと頬周辺に塗れて、うっすらと顔全体に広がった感じでした。
メラノCC Menは医薬部外品で、有効成分はアスコルビン酸とピリドキシン塩酸塩、サリチル酸、イソプロピルメチルフェノールの4つ。
メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐアスコルビン酸(活性型ビタミンC)
皮脂を抑制することによって、ニキビ予防をするピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
角質硬化による角栓発生を抑え、ニキビ予防をするサリチル酸
殺菌性を持ち、アクネ菌を抑制しニキビ予防をするイソプロピルメチルフェノール
と、ニキビ予防をするに関する有効成分が多く配合されています。
成分だけ見ると、ニキビ対策がメインの美容液に思えますが、メラノCCのすごい成分は活性型ビタミンCのアスコルビン酸。
メラノCC MenのビタミンCがすごい
どうしてメラノCCの活性型ビタミンCが凄いのかというと、その理由はビタミンCの扱いづらさにあります。
活性型ビタミンCとは
活性型ビタミンCとは、つけた瞬間からすぐにビタミンCとしての効果を発揮してくれるもので、ピュアビタミンCとも言われています。
紫外線を浴びるとたった数分で活性酸素が生じて、次々と肌ダメージを引き起こし、しみやしわの原因になるため、即効性のある活性型ビタミンCの抗酸化作用がすごく役立ってくれるのです。
ただ、ビタミンCは扱いづらく
皮脂膜で覆われている肌表面になじみにくいため、浸透させることが難しい。
水、空気、光、熱、酸素などに弱く、効果を発揮できないまま壊れてしまいがち。
という、2つの大きな弱点があります。
ロート製薬は、ビタミンCの研究を約20年続けていて、ピュアビタミンCを安定して製剤の中に配合し、効果そのままに皮膚に浸透させることに成功したようです。
「製薬会社のスキンケア用品か…」と不安はあったのですが、むしろ製薬会社であることがメリットだったのですね。
ビタミンC誘導体と活性型ビタミンCの違いは?
スキンケア用品に含まれるビタミンCには、ビタミンC誘導体という成分もあります。
なにが違うのかというと活性型ビタミンCが即効性なら、ビタミンC誘導体は持続性。
ビタミンC誘導体は、ビタミンCの弱点である肌への浸透のしづらさや壊れやすさを、化学装飾(コーティングみたいなもの)によって対策しています。
この化学装飾は、体内の酵素で切り取られ、ビタミンC誘導体がピュアビタミンCへ。
じわじわと時間をかけて効果を発揮するので、ビタミンC誘導体が持続性といえるわけです。
メラノCC Men 質感は?
メラノCC Menは、美容液ではめずらしくパシャパシャタイプ。

美容液というより、化粧水とほとんど変わりがない使用感でした。
『美容液はベタっとして苦手』という男性でも、メラノCC Menはストレスなく使えそうです。
ニオイは、レモンの香りでサッパリと使えます。
メラノCC Men 使ってみた感想
毛穴が目立ちにくくなった
化粧水→メラノCC Menという流れで、1ヵ月ほど使ってみた感想は

うるおいを与えたり、皮脂の酸化を抑制する効果で真皮(皮膚の下にあり肌のハリや弾力に関与)の変性を予防するビタミンCの効果が、毛穴を目立ちにくくしてくれるようです。
今まで使ってきたスキンケア用品でも、肌のキメが整うのを感じたことがあったのですが、メラノCC Menはそれとは違うキメの整い方でした。
メラノCC Menでシミはどうなった?
期待していたシミへの効果ですが、僕の場合1ヵ月程度では色が薄くなったようには感じられませんでした。
ビタミンCには、メラニン生成を抑えることによるシミ予防だけでなく、すでにできたシミの色を薄くする効果(メラニン色素の淡色化)もあるようなので、期待していたのですが…
これからメラノCC Menは、シミに関しては予防することをメインで、「色が薄まればいいな」くらいのうっすらとした気持ちで使っていこうと思います。
ちょっと使いづらい容器
メラノCC Menの容器は、1滴づつでやすいような形状。

ちゃんと1滴づつ出てきてくれるので、量の調節はしやすくデコルテ使いなどが簡単にできます。
ただ、少しだけ液切れが悪く、最後に0.8滴分くらい先のほうに残るので、うまく使いきるのには若干の慣れが必要でした。
使用時にはキャップの開閉が必要なので、
開けるときには「化粧水触った手だとやりにくいな(あまり触りたくないな)」と感じ
美容液を出した後は、「フタが片手で閉めれんし、開けたままだと置く場所に困るしどうしよう」
という使いづらさがあり、ストレスを感じました。
メラノCC Menの毛穴対策にはあり
容器の使い勝手などに不満はありますが、全体的な評価としては満足しています。
気になっていた毛穴が目立ちにくくなり、シミ予防もしてくれるのにコスパがいいのがうれしいポイント。

シミを薄くしてくれるかもという期待も、まだ捨ててはいません。
メラノCCMenの美容液が良かったので、化粧水もかなり気になっています。

どのパターンにするにせよ、メラノCC Menはローテーションに入ってくれるスキンケア用品になりそうです。
メラノCC Men 使い方

ロート製薬のメラノCCMenの使用順序例のページには、メラノCCMenを塗った後にジェルを塗るようになっていました。
メラノCC MenとメラノCCの違いは?
メラノCCMenとメラノCCの美容液は、ほとんど違いがないと思っていましたが、意外と違いがありました。

それも、その他成分だけではなく、有効成分にも違いがあったのんです。
男性向けのメラノCCMenには、皮脂分泌抑制成分のピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)と、角質軟化成分のサリチル酸が配合されていて、ベタつくことが多い男性肌用と言えます。
一方、女性向けのメラノCCには、血行促進成分のトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムといった、肌荒れを予防してくれる成分が含まれています。
質感にも違いがあって、化粧水のようなメラノCCMenに対して、メラノCCはクリームタイプ。

画像はメラノCCです
肌がベタツキ気味の人ならメラノCCMen
肌荒れが気になり、乾燥肌気味の人ならメラノCC
といった感じで、選ぶ基準になりそうです。
