
料理が好きな人にとって、手に入る食材の値段が違ったり、種類が違ったりするのが、移住の楽しみでもありますよね。
「本山町に移住をすれば、どのような食生活になるのか」を、我が家の食卓からお伝えしたいと思います。
わが家の買い物環境
ちゅんすけ家は、畑で農作物も育ててないし、農家さんからおすそ分けをもらうというわけでもないので、近所のスーパーや産直市で食材を仕入れています。
わが家が食材調達によく行くのは、
1、土佐あか牛の品ぞろえが豊富な『サンシャイン本山』
2、総合的な品揃えは市内のスーパーにも負けない『すえひろ屋』
3、野菜の安さと鮮度はトップクラスな直販市『さくら市』
の、3店舗です。
高知市内から1時間ほどの山奥に住んでるんですが、買い物の利便性はものすごくよくて、市内に住んでた時より楽しんでいますよ。
野菜が安くておいしいのは想定内ですが、鶏、豚、牛と肉のレベルも高く、魚さえも満足度が高いものが手に入るのは、かなり意外でしたがありがたい。
7月の我が家の食卓
写真が残っているものすべて公開していきます。
フライパンで焼くだけ
料理とは言えませんが、肉も野菜もおいしいので、焼いてぽん酢で食べるだけで美味しいんですよ。
写真で焼いているのは、じゃがいも、レンコン、にんじん、ズッキーニです。
初めてズッキーニを食べたんですが、旨みがつよくておいしいからハマりました。
レンコンは徳島県産ですが、それ以外はすべて地元の嶺北地域で採れた野菜。
野菜だけでもご飯が食べれるほどおいしいんですが、やっぱりガッツリ系も必要。
四万十鶏をただ焼いただけなんですが、焼き色がいいですよねぇ。こんなにパリッとこんがり焼けたことがありません。
ほどよい歯ごたえがあり、旨みが凝縮されていて、ブラジル産の鶏肉にはないおいしさです。
四万十鶏はから揚げにするよりも、シンプルに焼くほうがおいしく食べれました。
他にはピーマンとかぼちゃも安くておいしいから、我が家の食卓によく登場します。
『こどもピーマン』が肉厚で食べごたえあるし、甘くておいしいんですよ。
しかも10本入って100円なんてめっちゃ安いです。
これもシンプルに焼きます。
しなっとなるまで炒めなくても、軽く火を通すくらいでおいしく食べれるんですよ。
この日は、四万十鶏のせせりとしいたけも焼いて食べました。
しいたけは旨みが半端なく、せせりはジューシーなうえに、筋張ってなくて食べやすい。
先ほども『四万十鶏』がでてましたが、高知市内のスーパーでは珍しいんですよ。
高知県の地元のスーパーは、地元の肉の扱いが多いのかと思いきや、『南部鶏』『桜鶏』『すだち鶏』などの県外のブランド鶏を扱いが多いという印象です。
なぜか、ちゅんすけ家が住んでる地域のスーパーは、四万十鶏をメインに取り扱っていて、売り場にドーンと場所を占めています。
同じ嶺北地域の大川村で飼育されている、はちきん地鶏というブランド鶏も置いてあって、『ハート』などの他では売ってない部位も見られるんですよね。
焼肉
ただフライパンで焼くのと変わりはないですが、ちょっと奮発して牛肉も焼いたら別物です。
嶺北地方では、和牛の生産量の1%未満という希少な『土佐あかうし』を飼育しているので、スーパーで買うことができます。
土佐あかうしも、高知市内のスーパーではなかなか買えないですね。
サンシャイン本山では、土佐あかうしの扱っている部位も豊富で、流通がほとんどないホルモンやテール、サーロインステーキやタンがブロックで7000円ほどで売られていたりと見てるだけでおもしろいんですよ。
噛めばごくごく飲めるほど肉汁があふれだし、旨みが凝縮された土佐あかうしは、たまらなくおいしいです。
来客時や、特別な日にはこれからも何度かは登場してくれそうです。
朝一でスーパーに行くと、運が良ければ半額で土佐あかうしが売られていることがあるので、それを狙うのもありだな。
肉巻き野菜
我が家の定番メニューです。
野菜を豚肉で巻いてフライパンで焼くだけなんですが、けっこうおいしいんですよ。
創作串屋で食べたものがおいしかったので、家で真似をしてみました。炭火で焼いたらもっとおいしいんでしょうけどね。
写真では、ピーマン、なす、にんにく芋、ズッキーニを巻いて焼きました。
これも、ポン酢につけて食べます。
季節によって、巻ける野菜が変わってくるのがおもしろいですよ。
お店ではほかに、えのき、ニラ、ネギ、アスパラ、しょうが、しそを巻いたメニューがありました。
アボカドマグロ丼
まさか山奥で安くおいしいマグロが手に入るなんて・・・・・・
「本日解体しました」という新鮮さのマグロの半身が、1079円で買えちゃいました。
刺身が好きなムスメは、ペロッと1皿平らげました。
大人たちは、アボカドマグロ丼。

マグロとアボカドを、麺つゆに少しゆの酢を入れたものに漬け込み、ご飯にかけただけのシンプルな料理。
甘みが一層引き立つので、わさびをたっぷりつけて食べるのがちゅんすけのお気に入り。
脂ものっていて、旨みを兼ね備えたマグロがほんとおいしかったです。

パスタ
おいしいにんにく芋をもらったので、「あっ、あれを作ってみたい」と食材からインスパイアされて作ったパスタです。
「ペペロンチーノ的な味付けにすればおいしいだろうな」と、思って作ったらドンピシャでした。
材料はにんにく芋、ソーセージ、なす、せせりと残り物を合わせて作りました。
味付けは塩のみ。にんにく芋の風味でじゅうぶんでした。
残り物シリーズで、もう1つパスタ。

レンコン、しめじ、豚肉、なすを使い、味付けは麺つゆとバター、砂糖を少し。
和風な材料があれば、麺つゆとバターがあれば、パスタの味付けは何とかなります。
パスタを茹でる時は、『すいすいパスタ』がおすすめ。
「時間通りに茹でてもうまく茹でれない」って経験ありませんか?
すいすいパスタなら、パスタ(乾麺)を茹でる前に、3時間ほど水に漬けておいて茹でるだけで、めっちゃおいしくゆでれます。
しかもゆで時間も短く、我が家の場合は沸騰したお湯で2分ほど茹でればベストな固さになります。
麺は一定以上、水を吸わないので長く漬けておく分には問題ありません。
我が家は半日ほどつけていましたが、麺が溶けるということはありませんでした。
でも、麺によってはこの方法は通用しないこともあるのでご注意を。
スイスイパスタを作ろうと、パスタを水に浸けてたら溶けてもた!
こんなことってあるのか・・・・
今まで1日浸けてても形を保ってたのにな。仕方ないから普通に茹でたけど、めちゃまずい。
とにかく、パスタが溶けるんだよ・・・
安さに引かれて買ったけど、二度と買わねえ。 pic.twitter.com/GueLf2OGWz
— ちゅんすけ@家事好き主夫ブロガー (@tyunduke) August 8, 2017
何がいけないかわからないけど、初めてこんな状況におちいりました。
原産国がトルコだったからかな?イタリア産をこれからは買おう・・・・・・
カレー
ちゅんすけは、カレー粉で作るカレーにハマってて、なすが安かったのでカレーにしてみました。
ほかには、にんじんとにんにく芋、牛筋が入っています。
和牛のすじ肉が、グラム198円で買えるなんて激安だよなぁ。アメリカ産の色の悪い牛筋で、198円だもん。

ちゅんすけは、『カレー粉・スパイスではじめる 旨い! 家カレー』というレシピ本を読んで、ルーを使わないカレーに目覚めました。
「カレー粉で作るのは難しそう」というイメージがあったんですが、この本は「おっ、これなら作れそう」と思わせてくれます。
脂をほとんど使ってないので、カロリーが低いし、洗い物が劇的に楽というメリットもありますよ。
番外編
料理というレベルじゃないものや、食事に誘っていただいたものを紹介します。
ピーマントースト
食パンにマヨネーズ、ケチャップを塗って、ピーマンとチーズをのせただけのシンプルなトースト。
ピーマンがそんなに好きじゃないちゅんすけですが、しばらくお昼ご飯はピーマントーストでした。
トーストでちょっと焼いただけで、ピーマンが甘くて歯ごたえがいいから、おいしく食べれちゃうんですよね。
スモモジャム
一軒家を借りて住んでるんですが、庭にスモモの木があって、「自由にとっていいよ」ということでジャムを作ってみました。
スモモを切って、砂糖と煮詰めれば完成。

熟れきってない部分もあったので、少し酸味もありますがなかなかのでき。
パンにぬったり、ジュースにしたり、かき氷に練乳といっしょにかけたときは絶品でした。
BBQでサル肉
猿のお肉おいしい。 pic.twitter.com/aKlqhDUHhg
— ちゅんすけ@家事好き主夫ブロガー (@tyunduke) July 25, 2017
イケハヤさんに誘われたBBQで、サル肉を食べました。
田舎に行けば、こんな肉も食べれるかもしれません。
まとめ
本山での食生活は、野菜しかないと思ってたんですが、肉も魚もあり充実していて楽しいですね。
ただ、困ったことに素材がいいから焼くだけで料理になっちゃうんです。
「同じような料理ばっかりでスマヌ」と、ちょっとした罪悪感も芽生えてきています。
野菜がおいしくて安いからよく買うんですが、問題点が。

野菜料理のレシピを増やすことが、これからの課題になっていきそうです。